2007年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
本多 裕之

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
金・5
●対象学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(U・T・W・X系)



●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:バイオテクノロジーの研究実態と産業化             

バイオテクノロジーの研究実態と産業化を共通のテーマにして、グループ別にさまざまな

角度から調査する。この課題を通して、情報収集の方法、プレゼンテーション能力、客観

的評価、および論理的思考能力を習得することを目指す。グループ通しの批判、評価など

の議論を通して最終的な結論を導きだし、この過程を通して発表、司会、ディスカッショ

ンなどの能力を身につける。                           

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。コンピュータの使い方などは講義終了時間を利用する。          

                                        

                                        


●授業内容
基本テーマはバイオテクノロジーの産業化についてである。新聞や雑誌、テレビなどのメ

ディアを通して「バイオテクノロジー」という言葉が氾濫しているが、果たして「バイオ

テクノロジー」技術とは何なのか、また、実用化されたバイオテクノロジー技術としては

何があるのか、について議論する場にしたい。そのため、履修生に「バイオテクノロ  

ジー」という言葉について意見をまとめてもらうと同時に、研究の実態や産業の現状につ

いて、調査してもらい、意見を集約し、研究開発と産業界との乖離を議論する。    

1.自己紹介・・・本多より最近のバイオ関連新聞記事紹介             

2、3.バイオテクノロジーに何を期待するか                   

   最近気になったバイオテクノロジー関連の新聞記事を紹介する         

4.自分の意見を理解してもらおう                        

 プレゼンテーション能力を身に付ける                      

5.課題「身近なバイオ製品の秘密を探る」                    

6.グループディスカッション                          

7.課題「ゲノム解析でなにがわかるか」                     

8.グループディスカッション                          

9.フィールド調査「バイオテクノロジー企業を見学しよう」            

10、11.調査結果報告                            

12、13.討論「バイオテクノロジー産業では何が必要か」            

14.課題「産業化のために必要な技術と大学の研究」               

15.討論                                   

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席、発表の態度・内容、討論への参加、レポートなどで総合的に評価する      

                                        

                                        



●教科書
使用しない。必要なときにプリントを用意する。                  

                                        

                                        


●参考書
使用しない。新聞記事や雑誌記事の調査とフィールド調査(食品工業の見学)を課す。 

                                        

                                        

                                        


●注意事項
毎回の授業での出席・発言、討論への参加を重視する。最初にバイオテクノロジーに関す

る新聞記事を持ってきて、何に関心があるかを紹介してもらう。           

                                        

                                        



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