●本授業の目的およびねらい
ノーベル賞は物理学、化学、生理学医学、文学、平和事業、経済学上の顕著な功績に対し
て与えられてきた。その受賞業績を知ることは、それぞれの分野の発展の道筋を理解する
上で格好の材料である。そこで、「ノーベル賞の受賞業績を探る」をテーマに、受講者が
興味を持ったノーベル賞(文系・理系の分野を問わない)受賞者の受賞業績を調べ、発表
してもらう。ただし、たとえば「DNAの二重らせん構造モデルを提案したから」式の通
り一遍の理解ではなく、その業績の学問上のインパクト、意義、またそこに到った研究の
積み重ね、さらにはその後の進展など、より深く掘り下げることを目指す。
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●履修条件あるいは関連する科目等
自分の興味を持った対象を深く追求する探究心があれば、履修条件は特にありません。い
つかはノーベル賞をとる、という意気込みがあれば、なお歓迎です。
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●授業内容
1. 担当教員、TA、受講者の自己紹介。本セミナーテーマと進め方に関する説明。個
々の課題選定作業。
2. 各自の選定課題の紹介。必要ならば、受講者間の課題調整。情報を検索して収集す
る方法の説明。
3. 調査結果の発表方法および報告書の作成要領に関する説明。
4. 各自の課題に関する調査。
5. 中間報告会。
6. 中間報告書の作成と提出。最終報告に向けての方針決定。
7. 各自の課題に関する再調査と修正作業。
8. 最終報告会。
9. 最終報告書の作成と提出。本セミナーのまとめ。
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●成績評価の方法
調査活動内容(テーマ設定と調査活動態度)、調査報告書(わかりやすくまとめてある
か)、調査結果発表(発表準備および態度)と質疑応答(質問対策ができているか)、
討論時の参加状況(自分以外の発表にも積極的に質問する)などを総合して評価します。
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●教科書
特に使用しません。
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●参考書
特にありません。必要が生じた場合には、セミナー中に適宜紹介します。
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●注意事項
レポートの作成および発表(プレゼンテーション)にパソコンを使います。
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