2007年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
結縁 祥治

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
火・5
●対象学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(U・W・X・V系)



●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:ネットワーク社会における暮らし方               

インターネットに接続されたパソコン、ゲーム機の爆発的な普及によって、コンピュータ

の与える社会的影響はますます大きなものとなっている。個人の過度の匿名化による弊害

、WWWによる著作権侵害、情報流出、コンピュータウィルスによる破壊行為など、10

年前にはほとんど見られなかった社会現象が出現している。本基礎セミナーでは、これら

の現象の技術的な側面を切り口にして、どのようにネットワーク社会で暮らしていくこと

が適切かについて考える。                            


●履修条件あるいは関連する科目等
情報リテラシーなどコンピュータの使用方法に関する講義。コンピュータのハードウェ 

ア、ソフトウェアに対する多少の知識を仮定する。自習環境として情報メディア教育セン

ターの利用を前提とする。                            


●授業内容
基本テーマ「ネットワーク社会における暮らし方」では、インターネットをはじめとする

計算機ネットワークにおける陽の側面と陰の側面を事例をもとに議論することで、どのよ

うな方法でネットワーク社会とつきあっていくことが適切なのかについて考える。インタ

ーネットには何の制約もなく、個人はネットワーク上のIDやハンドルとしてしか扱われ

ない歴史の新しい仮想世界である。しかし、人間がコミュニケーションを通じて形成され

る社会である以上、実世界における社会規範を反映した世界でなければ正常な社会として

成長しない。本セミナーではインターネット上の情報からいろいろな事例を抽出すること

で、どのように社会規範を反映すればよいのかを考える。              

                                        

1.基本テーマに関する説明を行い、サブテーマを学生各自に考えるように指示する。 

2.希望するサブテーマについて話し合い決定し、2〜3名程度のグループでサブテーマ

 について調べる。                               

3.コンピュータの基本的な利用方法について説明する。              

4.サブテーマについて、教官、TAを交えて議論し、要点をまとめる。       

5.プレゼンテーションソフトの基本的な利用方法について説明する。        

6.サブテーマについてプレゼンテーションを行う。                

7.プレゼンテーションを行った結果をレポートとしてまとめる。          

8.セミナー全体の反省を行う。                         

                                        

教員・TAは助言するが、学生の自主的な取り組みを重視します。          

WebCTを利用して講義時間外でもセミナー内での連絡をします。         

レポート提出はWebCTを利用します。                     

(利用できない場合は別途同様の機能を用意します。)               

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席50% 発表25% レポート25%                     

その他、議論への積極的な参加を評価します。                   

                                        



●教科書
使用しない。                                  

                                        

                                        


●参考書
適宜紹介します。                                

                                        

                                        

                                        


●注意事項
講義時間中に指示します。                            

                                        

                                        

                                        



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