2007年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
石井 健一郎

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
火・5
●対象学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(U・W・X・V系)



●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ: コンピュータとの対話について考える             

 本セミナーでは、コンピュータとの対話を経験することにより、理想的なコミュニケー

ションとは何かについて考察する。人工知能の分野でよく知られているチューリングテス

トについても体感する。さらに、コミュニケーションに関する様々な話題を取り上げ、調

査した結果を発表する。発表(プレゼンテーション)はコミュニケーションの重要な形態

の一つであり、自らが発表することにより、わかりやすくそして説得力のあるプレゼンテ

ーションを如何にして実現するかを学ぶ。                     


●履修条件あるいは関連する科目等
 コミュニケーション、コンピュータとの対話、人工知能に興味があり、より良いプレゼ

ンテーションを目指したい学生であれば文系・理系を問わず誰でも参加できる。コン  

ピュータに明るい必要もない。                          


●授業内容
1.セミナーの概要: セミナーの進め方について、具体的な説明を受ける。     

                                        

2.コミュニケーションの諸問題: コミュニケーションとは何か、今何がホットな話題

 であるかを学び、本セミナーにおける議論のための情報を得る。          

                                        

3.プレゼンテーションツール: プレゼンテーションのための様々な機器類を、その使

 い方とともに学ぶ。                              

                                        

4.コンピュータとの対話実験: コンピュータと対話(文字による)を行い、対話プロ

 グラムの技術レベルを体感すると同時に、コミュニケーションの抱える様々な問題点を

 探る。人工知能の分野でよく知られているチューリングテストの実験も行う。    

                                        

5.プレゼンテーション実習1: 上記の実験結果と考察を発表する(全員)。質疑応答

 を行いながら講評し、短時間で要領良く発表するための基本を学ぶ。        

                                        

6.より良いプレゼンテーションに向けて: わかりやすく、説得力のある、そして感動

 を与えるプレゼンテーションとはどのようなものか習得する。プレゼンテーションにお

 けるタブーについても学ぶ。                          

                                        

7.プレゼンテーション実習2: コミュニケーションに関わりのある興味ある話題を講

 師と相談の上選び、当話題についてさらに詳細な調査を行う。その結果を、上記の留意

 事項を踏まえたプレゼンテーションにより皆に紹介する。質疑応答を交えた講評によ 

 り、プレゼンテーション技術の向上を図る。                   

                                        

                                        


●成績評価の方法
 努力、プレゼンテーションのレベル、討論活性化への貢献度、レポート(各25%) 

                                        

                                        



●教科書
 特になし。                                  

                                        

                                        


●参考書
 セミナー中に適宜紹介する。                          

                                        

                                        

                                        


●注意事項
 セミナー中は積極的に発言し、議論に参加することが望ましい。          

                                        

                                        

                                        



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