●授業内容
★豊根村や旧串原村は茶臼山のふもとにひろがる山間の村です。村の面積の大半を森林が
占める林業の村ですが、外国産の木材におされて木が売れず、森林は手入れされないまま
放置されています。このままでは森林が荒廃してしまい、それにともなって貴重な木材資
源、水資源や川や海の漁業資源が失われたり、水害が頻発する恐れがありますし、地元の
人々のくらしも成り立たなくなります。山間のくらしがなりたたないことは、裏返せば都
市の生活もこのままでは持続できないということでもあります。
★一方で、村には美しい自然と魅力的なくらしの文化があります。この魅力を引き出し、
元気で持続可能な村のくらしをつくるにはどうすればよいか。地元の皆さんはこの課題に
真剣に取り組んでおり、さまざまなアイデアを求めています。
★そこでこのセミナーでは、日本の山間地がかかえるさまざまな問題を調べ、さらに地元
のみなさんとともに、どうすれば元気な山間地ができるかを考えます。
○毎週のセミナーでは、私たちの日々の暮らしが持続可能なのかどうか、食糧供給、森林
利用、エネルギー利用の観点から検討します。
○2ヶ月に1回程度土日の1泊2日で豊根村や旧串原村での合宿(エコツアー)を行い、
農作業や森林での作業の体験などを行い、山間地の暮らしの魅力や問題点について体験的
に学びます。半年で2回以上の合宿参加を求めます。
○以下のブログサイトで参加者どうしの日常的な対話を行っています。
http://sustain.exblog.jp
のぞいてみて下さい。
また、担当教員の高野は以下のブログサイトを開設しています。参考にしてください。
http://blog.goo.ne.jp/daizusensei/
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