2006年度 シラバス情報詳細

●科目区分
文系基礎科目

●科目名
国際開発学
●主担当教員名
岡田 亜弥

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
木・2
●対象学部
文系学部



●本授業の目的およびねらい
世界人口の約85%の人々が生活する発展途上国の多くは、独立から半世紀を経た今日な

お、貧困等の「古い」問題を解決できずにいる一方、経済グローバリゼ―ション等「新し

い」問題への対応を迫られている。本講義では、貧困、教育、雇用、保健、ジェンダー、

科学技術、経済グローバリゼ―ションやIT革命の影響等に焦点をあて、発展途上国の社

会・経済状況への理解を深めるとともに、具体的な事例の検討を通して、国際開発におけ

る今日的な諸課題とそれらを解決するための有効な政策を考察する。         

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。                                   

                                        

                                        


●授業内容
本講義では、以下のテーマを取り上げる。                     

                                        

1.イントロダクション「国際開発とは何か?」                  

2.過去50年間の国際開発政策の潮流                      

3.途上国の農村開発                              

4.工業開発と技術移転                             

5.都市化とインフォーマル・セクター                      

6.貧困と貧困削減政策                             

7.日本の開発経験:日本は何故貧困削減に成功したか?              

8.教育開発と国際協力:EFA(「万人のための教育」)とそのフォローアップ   

9.ジェンダーと開発                              

10.ガバナンスと地方分権                           

11.参加型開発                                

12.途上国とグローバリゼーション                       

13.ITとディジタル・デバイド                        

14.私たちにとって国際協力とは?                       

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
グループ課題の成果、個人レポート、                       

                                        

                                        



●教科書
特になし。                                   

                                        

                                        


●参考書
初回の授業でリストを配布する。その他、講義の中で適宜指示する。         

                                        

                                        

                                        


●注意事項
毎回の授業では、クラス討論を活発に行いたい。受講者には、討論への自発的かつ積極的

な参加を期待する。                               

                                        

                                        



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