●本授業の目的およびねらい
本授業の目的は、受講生に開発途上国の現状と、先進国が実施する開発援助の考え方や方
法について基礎知識を付与することである。受講生には、狭い分野の専門知識に捉われず
、現実世界で生成する開発の諸問題について、広い視点から考える力を養ってもらう。
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●履修条件あるいは関連する科目等
基礎的な英語力。
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●授業内容
1.イントロダクション(「開発」とは何か)
2.ビデオ(「私の国、私の村」)
3.ミレニアム開発目標
4.極端な貧困と飢餓の撲滅
5.普遍的初等教育の達成
6.ジェンダーの平等の推進と女性の地位の向上
7.幼児死亡率の削減
8.妊産婦の健康の改善
9.HIV・AIDS、マラリア、その他の疾病の蔓延防止
10.環境の持続可能性の確保
11.開発のためのグローバル・パートナーシップの推進
12.開発援助の仕組み(国際機関)
13.開発援助の仕組み(二国間援助機関)
14.開発援助の仕組み(非政府機関)
15.授業総括、授業評価
参考文献:
菊池京子編『開発学を学ぶ人のために』(世界思想社)
『国際協力用語集』(国際開発ジャーナル社)
国際協力総合研修所『援助の潮流がわかる本』(国際協力事業団)
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●成績評価の方法
出席確認をかねて、授業で扱うテーマに関し、自分の考えを簡潔にまとめたものを提出し
てもらう(20%)。定期試験(8−%)。
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●教科書
直接教材としては、講義資料を適宜配布する。
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●参考書
菊池京子編『開発学を学ぶ人のために』(世界思想社)
『国際協力用語集』(国際開発ジャーナル社)
国際協力総合研修所『援助の潮流がわかる本』(国際協力事業団)
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●注意事項
本授業の履修は、授業中に自分の意見を述べることのできる学生に限定する。また、英文
の資料や文献を使用することがあるため、大学生に相応の英語力を必要とする。
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