2006年度 シラバス情報詳細

●科目区分
健康・スポーツ科学

●科目名
健康・スポーツ科学講義
●主担当教員名
竹之内 隆志

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
金・1
●対象学部
情報文化学部(自然)
理学部
医学部
農学部



●本授業の目的およびねらい
スポーツの実践に際しては,体力的側面以外にも心理的側面が大きく影響する.そこで本

講義では,スポーツ場面で生じる問題や課題を心理学の立場から考えていく.特に,スポ

ーツ技能の学習,メンタルトレーニング,そしてスポーツ選手の心理的問題行動について

理解し,スポーツ場面での心の問題や課題への効果的な対処方法やスポーツを通した心の

成長について考えていく.                            

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
高校時に運動部に所属しており,大学でも運動部に所属している人(所属する予定の人)

の受講が望ましい.                               

                                        


●授業内容
1)ガイダンス:本講義の概要説明                        

                                        

2)スポーツ技能の学習                             

 スポーツ技能の効果的な学習方法について考える                 

  ・運動学習理論および運動学習実験                      

  ・イメージトレーニング                           

                                        

3)メンタルトレーニング                            

 競技力向上や実力発揮のための心のトレーニング方法について理解し,日常生活にも応

 用できるいくつかの心理技法を学ぶ                       

  ・目標設定,自己分析,ポジティブシンキング,リラクセーションなど      

  ・メンタルトレーニングの事例                        

                                        

4)スポーツ選手の心理的問題行動                        

 心理的問題行動を呈したスポーツ選手の事例を参照しながら,問題行動の発生機序や対

 処方法を学ぶ                                 

  ・怪我,バーンアウト,スポーツ経験と人格形成の関連など           

  ・スポーツカウンセリングの事例                       

                                        

5)試験                                    

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
授業参加状況および授業時に課す小レポート(50%),学期末の試験(50%)   

                                        

                                        



●教科書
適宜,資料を配付する                              

                                        

                                        


●参考書
リチャード・A・シュミット(著)「運動学習とパフォーマンス」(大修館書店)   

日本スポーツ心理学会(編)「スポーツメンタルトレーニング教本」(大修館書店)  

杉原・船越・工藤・中込(編)「スポーツ心理学の世界」(福村出版)        

                                        


●注意事項
授業中の私語は厳禁とする                            

遅刻した場合,授業開始後30分経過していたら講義室への入室を認めない      

                                        

                                        



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