●授業内容
この授業では次のような能力を養成する。
書記法…ハングル(朝鮮・韓国文字)の構成を理解し、確実にかつ美しく書けるよ
うにする。発音…韓国語の母音と子音を正しく発音し聞き分けられるように
する。特に、日本語にはない終声(パッチム)や平音・濃音・激音の区別な
どに慣れるように練習する。また、朝鮮・韓国語リズムやイントネーション
で文章を発話できるようにする。
ハングルを正しく読むための音韻規則のうち連音化、有声化、鼻音化など
基本的なものを着実にマスターする。
文 法…初歩的文法を学習する。
学習する主な文法事項は次の通りである。
・用言の種類による文種(指定詞文・存在詞文・形容詞文・動詞文)
・機能別の文種(平叙文・疑問文・命令文・勧誘文・感嘆文)
・否定文(長い否定と短い否定)
・数詞(漢数詞・固有数詞)
・基本的な助詞(「は」「が」「を」「も」「に」「で」「から」「まで」
「と」などに相当するもの)
・文体(あらたまった丁寧体・くだけた丁寧体)
ただし、機能別の文種のうち命令文、勧誘文、感嘆文、文体のうちくだけた
丁寧体については、必要に応じて簡単に習う程度にとどめる。
これらについて詳しくは初級朝鮮・韓国語2で学習する。
口頭表現力…日常よく用いられる典型的な挨拶表現などを適切に使えるようにする。
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