2006年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化U

●科目名
中級ポルトガル語1
●主担当教員名
水戸 博之

●単位数
2単位

●開講時期
前期
金・1
●対象学部
全学部



●本授業の目的およびねらい
本授業は、既に何らかの方法でポルトガル語の基礎を身に付けた人、あるいは学習歴のあ

る人を対象にしている。今年度は、日本語を母語にする教員が担当するので、基礎文法を

下記の教科書を用い、性数の一致や動詞の現在変化の復習を行いつつ、「過去時制」「関

係代名詞」などへ発展させていく。                        

初歩から中級への「橋渡し」がこの授業の位置付けである。             

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
「初級ポルトガル語1・2」の少なくともいずれかを履修していることがのぞましい。 

または、それに準ずるポルトガル語の知識を有すること。              

                                        


●授業内容
授業は、次の二つの要素から構成することを考えている。              

1)指定教科書による基礎文法の学習。                      

2)日本国内で見出されるポルトガル語(掲示物、新聞、放送など)を扱う。     

                                        

指定の教科書の第25課から第39課までを扱う。                 

本授業では、様々な学習歴の受講者が集まることが予想されるが、できるだけ第24課ま

でをあらかじめ一読しておいてほしい。                      

必要に応じて、前の課に戻り既習事項の復習を行う。                

母語話者の協力が得られる場合には、演習に力を入れたい。             

                                        

以下、各課の文法事項を掲載する。                        

第25課 主語以外の人称代名詞                         

第26課 疑問詞について                            

第27課 muitoの用法:数量形容詞と副詞                  

第28・29課 完全過去と不完全過去の相違(第12課参照)           

第30課 時間の経過を表現する:英語の「現在完了」とポルトガル語の場合。    

第31課 再帰動詞について:seの用法                     

第32課 否定辞の用法について                         

第33課 進行形について                            

第34課 大過去(過去完了)について                      

第35課 時制の一致について                          

第36課 比較級:形容詞,副詞                         

第37課 複合完全過去(現在完了)について                   

第38・39課 関係代名詞について                       

                                        


●成績評価の方法
出席。課題への取り組み等。                           

                                        

                                        



●教科書
河野彰『CDブックNHKブラジル・ポルトガル語入門』NHK出版 2001年   

                                        

                                        


●参考書
辞書が必要である。これから購入される場合は次のものを推薦する:         

『現代ポルトガル語辞典』池上岑夫他編、白水社。                 

コミュニケーションボードを参照。                        

                                        


●注意事項
教科書は途中から扱うが、前半の部分は読み物としても興味深い内容なので充分に活用し

てほしい。                                   

                                        

                                        



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