2006年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化U

●科目名
英語セミナー(言語文化)
●主担当教員名
鈴木 繁夫

●単位数
2単位

●開講時期
前期
木・3
●対象学部
全学部



●本授業の目的およびねらい
私達が英語を書く場合に模倣するのにふさわしいきわめて良質の文体で書かれている英語

を速読しつつ、説明文、議論文の作り方を知ってもらいます。あわせて、説明・議論をす

るための思考パターンも学んでもらいます。わかっているつもりになっている時制、助動

詞、基本単語などを重点をあてて、これらにたいする私たちの微妙な誤解を修正します。

日本のメディアからは聞こえてこないような、アメリカの草の根運動の声を聞き、私たち

がいだくアメリカ像をもう一度考え直してみる。                  

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
全学教育科目履修の手引きにある通り                       

                                        

                                        


●授業内容
 テキストは、とりわけ西洋絵画の見方をわかりやすくていねいに教え、かつまた西洋史

、神話、キリスト教の重要な点をかいつまんで理解できるようになっています。授業は、

三つのセクションから成り立っています。第一セクションでは、授業前にあらかじめ指定

された学生によるテキストの要約、部分的な翻訳をおこないます。第二セクションでは、

教師と学生の間での内容理解度をためす質疑応答、第三セクションでは、テキストを叩き

台とし広い視野からの分析を討論の形式でおこないます。学期末までに、ひとつの視覚芸

術作品について、授業で取り扱った内容を梃子にしてレポート(2000字程度)を提出

してもらいます。                                

 なお第一セクションの担当学生は授業日2日前(火曜正午)までに担当箇所の要約をメ

イリング・リストに流してもらいます。添削した要約(水曜午前八時)をウェブ上で公開

し、各個人には講評メイルを送ります。一回に進む量は1500語程度で、ヘビー級です

。                                       

 英語に慣れてもらうために、英語文章をそのまま暗記してもらいます。そのために穴埋

め小テスト(クローズド・テスト)と和文英訳テスト(英文和訳ではありません)を毎回

おこないます。                                 

 学期の始めと最後に議論文の模擬テストを行い、読解力がどのくらい養成されたのか、

自己判定してもらいます。                            

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
要約・発表質疑・議論への参加(50%)、テスト(30%)、レポート(20%)  

                                        

                                        



●教科書
Susan Woodford, Looking at Pictures                                             

                                                                                

                                                                                


●参考書
ウッドフォード、ケンブリッジ西洋美術の流れ(8)/絵画の見方、岩波書店     

                                        

                                        

                                        


●注意事項
ネット接続できるパソコンが必要です。                      

                                        

                                        

                                        



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