2006年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化U

●科目名
中級朝鮮・韓国語1
●主担当教員名
鄭 芝淑

●単位数
2単位

●開講時期
前期
火・4
●対象学部
全学部



●本授業の目的およびねらい
 朝鮮・韓国語の初級文法をすでに習得した学生を対象とし「習う朝鮮・韓国語から使 

う朝鮮・韓国語」を指向する科目である。さらに高度な文法的知識を得ると同時に、生 

の朝鮮・韓国語に実践的に対応できるような運用能力を養成する。したがって、口頭表 

現力、聴解力を養成するための授業ではできるだけ朝鮮・韓国語を用いる。      

 また、言語文化Tあるいは初級朝鮮・韓国語に引き続き、さらに朝鮮・韓国語世界の 

理解を深める。目標は「朝鮮・韓国語を活かす」である。              

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
言語文化Tあるいは初級朝鮮・韓国語の履修者を対象とするが、相応の力があればこれら

を履修していなくてもかまわない。ただし、受講申請時に担当教員に相談すること。  

                                        


●授業内容
 この授業では初級朝鮮・韓国語あるいは言文Tの学習を通じて得た文法的知識に基づく

口頭表現力および聴解力の養成を目指す。授業はできるだけ韓国語を用いて行い、「習う

より慣れよ」の原則に従って学習する。発音や文法にこだわらずに、言いたいことを現在

の能力を駆使して表現する姿勢と能力を養う。対話の相手が誰であるかに応じた異なる文

体の表現を使えるようにする。                          

 学習事項は、次のような表現形式である。(ただし、順不同。時間の都合により項目の

出し入れもある)                                

                                        

  1)疑問…知りたいことを相手に尋ね、またそれに答えるための種々の表現形式を学

      習する。疑問形式は対話において最も重要な役割を果たし、ヴァリエーショ

      ンも最も豊富であるので、特に重点を置いて練習する。         

  2)否定…陳述を打ち消すための表現形式を学習する。             

  3)感嘆…感情を込めて表現するための形式を学習する。            

  4)依頼・指示・禁止…相手に何かをさせよう、あるいはしないようにするための表

      現形式を学習する。                         

  5)願望…自分がやりたいことを相手に伝える、あるいは相手の願望を尋ねるための

      表現を学ぶ。                            

  6)勧誘・提案…相手と共同して何かをしようというときに用いる表現を学習する。

  7)意志・予定…意思や予定を表す種々の表現に習熟する。           

  8)推量・推測…出来事を推し量るときの表現形式を学習する。         

  9)引用・伝聞…他人の言説を別な人に伝えるときの表現形式を学ぶ。      

 10)可能・不可能…能力の有無、許可のあるなしを表す表現を学習する。     

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席状況、平常点、期末試験の成績により総合的に評価する。ただし、期末試験は韓国語

による面接試験とし、その総合評価に占める割合は6割程度とする。         

                                        



●教科書
プリント教材。                                 

                                        

                                        


●参考書
必要な物は授業で指示する。                           

                                        

                                        

                                        


●注意事項
日韓辞典を必ず用意すること。                          

                                        

                                        

                                        



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