●授業内容
中根千枝著『日本社会』の、1章 グループ形成の基準、
2章 グループの内部構造、3章 社会の全体構造、を読む。
授業の進め方は、まず6〜8ページを英語が正しく理解できているかどうか
チェックしながら速読気味に読む。ついで3〜4週に一度の割で、参加者に
テキストの一定部分を要約してきて授業時に発表してもらい、それに基づき、
テキストの内容についてクラスで議論する。
著者中根千枝は「タテ社会の人間関係」で有名な社会人類学者。インド、東南アジア、
中国などの家族と日本の家族の比較研究を実際の現地調査に基づいて行った人であり、
その日本社会の分析は、われわれが日本社会や日本人の特徴について考えるとき極めて
有益である。
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