2006年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
英語(コミュニケーション)2
●主担当教員名
彩子 E.ハ−イ

●単位数
2単位

●開講時期
V 期
金・3
●対象学部
農学部



●本授業の目的およびねらい
「聴いて理解する力」と「正しい発音」の獲得を目指す。同時に、他者の話しのポイント

を把握する勘、決定する度胸など実際のコミュニケーションにおける重要な武器の強化を

図る。また、C2では重点を「聴く」ことから、「表現」に移し、自分達のスキットの制

作を試みる。自分で作ったテキストを暗記することによって、定型の習得が、単なるコピ

ーに終わることなく、自己表現能力の開発に繋がることを目指す。          

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
履修資格は、自分自身とそれを取り巻く世界に対して積極的な興味を持ち、自分で考え、

それを言語化しようとする意欲を持っている人に限られる。             

                                        


●授業内容
テープレコーダーを用いて、日本人にとって難しい個々の「音」の正しい発音、およびイ

ントネーションを指導する。はじめの一ヵ月ほどは、「聴く」ことに重点を置き、素早く

ポイントを把握する練習をする。一言一句正確に把握することにこだわるのではなく、あ

るまとまりの中のポイントのつかみ方を覚えていく。各授業のはじめに、学生達の日常生

活についての発表の時間をもうける。次第に、ペアやグループの活動の時間を増やし、テ

キストの全文の理解と、それらの表現を実用する力を身に付け、スキット制作に繋げて行

く。                                      

外国人である私たちにとって、英語の話を逐語的にすべて理解する日は多分来ません。そ

れゆえ語学には、最終的には、カンと度胸が要求されるのです。そして、そのベースは、

世界のあらゆる事象に関する、興味と知識と理解です。それらが、知らない言葉に出会っ

た時にパニックに陥ることなく、話者の言いたいことを全体から把握するための手がかり

となるのです。この授業を通じて、世界を理解する有効な手段としての英語に対する「主

体性」を培い、英語を話す楽しさを味わいたいと思います。             

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
クラスにおける参加態度および小レポートなど日常的な努力が重要な基準となる。それに

期末テストを加算。出席と参加30%、レポート30%               

期末テスト40%                                



●教科書
特定の教科書は使用しない。教材は適時配布する。                 

                                        

                                        


●参考書
最近は、映画などを媒介とした、娯楽性も強く有効な、英語教材的な雑誌が豊富に出回っ

ているので、各自チェックして見ることをお奨めしたい。              

                                        

                                        


●注意事項
二度以上の欠席は正当な理由がない限り認めない。                 

この授業はただ座っているだけではついて来られません。予習をし、積極的に発表する向

上心に富んだ学生諸君の参加を希望します。                    

                                        



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