英語のコミュニケーション能力を高めるためには、まず、リスニング力を　　　　　　

つける必要がある。インプットのないところにアウトプットはあり得ない、　　　　　　

という観点から、リスニング力の養成に比重を置いて授業を進めてゆく。リ　　　　　　

スニングの力をつけたいが、どうしたらいいかわからない、つまり、熱意は　　　　　　

あるが学習方法がわからないと思っている学生のためのクラス。なお学期の　　　　　　

後半にはグループ・ディスカッションの時間をもうけ、アウトプットの練習も　　　　　

していきたい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

履修条件　毎回、熱意をもって受講できること。ディスカッションに　　　　　　　　　

積極的に参加できること。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

関連科目　「英語セミナー（言語表現）」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　やみくもに英語を聴いてもあまり意味がなく、リスニング力を伸ばすためには　　　　

まず英語の音の規則（音法）を知る必要がある。そこで授業の前半では音の規　　　　　

則について説明し、後半は視聴覚教材を使いながら実際にリスニングの訓練をする。　　

なお授業全体の流れは以下の通り。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１　　オリエンテーション　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　音法とは何か　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

２　　現在のリスニング力を知るために　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　テスト（ＴＯＥＦＬの模擬試験）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

３　　音法（１）英語のリズム、弱形と強形　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

４　　音法（２）音の連結　単純なリエゾン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

５　　音法（３）音の連結　音変化を伴うリエゾン　　　　　　　　　　　　　　　　　

６　　報道番組や映画を教材にして　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　（１）実践的なリスニング力の養成に努める　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　（２）報道番組や映画の視聴からディスカッションへ　　　　　　　　　　　　　

なお、扱う予定の教材はＡＢＣニュース、映画『レイダーズ』、『００７』、『ブロード

キャスト・ニュース』など　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

７　　まとめ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　テスト（ＴＯＥＦＬの模擬試験）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

授業中の発表内容、意欲、小テスト（７０％）、リスニング力の上昇率（３０％）　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

プリント使用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

英英辞典（ＯＡＬＤが望ましい）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

脇山怜『英語表現のトレーニング』（講談社現代新書）　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

質問／連絡は対面して行うこと（メール・電話での連絡は認めない）。　　　　　　　　

授業中の私語、睡眠、携帯禁止。