2006年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
ロシア語4
●主担当教員名
タチアナ ヤマザキ

●単位数
1.5単位

●開講時期
U 期
金・2
●対象学部
文系学部R1



●本授業の目的およびねらい
ロシア語を初めて学ぶ受講生を対象に、一貫した授業計画に基づいてロシア語に関する基

礎知識と運用力を養成する科目である。「読む」「書く」「聞く」「話す」の四技能をバ

ランスよく総合的に身につけることを目指す。ティーチング・アシスタントの協力が得ら

れれば「生きたロシア語」に触れながら学習を進める。また、ロシア語世界が身近になる

よう、視聴覚メディアなどを通じて文化・風俗・歴史・社会事情等についても学び、国際

的視野を涵養する一歩とする。目標は「ロシア語に親しむ」である。         

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
ロシア語3とともに履修すること。                        

                                        

                                        


●授業内容
この授業では、まず前期のテキストの続きを行う。授業テーマは以下である。     

 1.接続詞の用法                               

 2.普遍人称文                                

 3.形動詞:被動形動詞                            

 4.形動詞と関係代名詞を用いた表現:                     

 5.読み物(2)                               

                                        

テキストを終わった後は、テキストで習得した文法事項を復習しながら、平易なロシア語

のテキストの講読やロシア語の作文をする。これと平行して、ロシア語の文章読解のため

に必要な動詞の完了体と不完了体の用法や、語順等の基本的な統語法の学習を行う。口頭

表現の練習では、対話テキストおよびビデオ等の教材を用いて基本的な口頭表現のパター

ンを習得した後、それを用いて自己表現の練習を行う。授業テーマは以下である。   

 6.格の用法(2):名詞の格変化とアクセントの移動              

 7.動詞の完了体と不完了体(2):体と未来時制                

 8.動詞の完了体と不完了体(4):命令法と体                 

 9.基本語順(2):テーマとレーマと語順との関係               

 10.動詞派生形のアクセント(命令形、副動詞、形動詞のアクセント)      

 11.無人称構文(2)                            

 12.数詞(2):分数、小数の表現と集合数詞                 

 13.動詞の接頭辞と前置詞                          

 14.文の構造(2):単文と複文、接続詞                   

 15.特殊な構文(2)                            

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
平常点および試験の成績により評価する。                     

                                        

                                        



●教科書
桑野隆著「はじめてのロシア語(第2版)」(白水社)、プリント配布。       

                                        

                                        


●参考書
参考書は授業中に指示する。露和辞典は、「博友社ロシア語辞典」、「岩波ロシア   

語辞典」、「研究社露和辞典」の内から一冊を購入すること。            

                                        

                                        


●注意事項
露和辞典を必ず持参すること。                          

                                        

                                        

                                        



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