2006年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
ドイツ語4
●主担当教員名
小坂 光一

●単位数
1.5単位

●開講時期
U 期
金・2
●対象学部
文系学部D1(総合)



●本授業の目的およびねらい
 I期でドイツ語を学んだ受講生を対象に、一貫した授業計画に基づいてドイツ語に関す

る基礎知識と運用力を養成する科目である。「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能

をバランスよく総合的に身につけることを目指す。また、ドイツ語世界がみじかになるよ

う、視聴覚メディアなどを通じて、文化・風俗・歴史・社会事情等についても学び、国際

的視野を涵養する一歩とする。                          

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
口頭表現練習が中心なので、毎回授業に参加できることが履修の条件となる。     

                                        

                                        


●授業内容
この総合コースは文学部、教育学部、法学部、経済学部、及び情報文化学部(社会)のた

めのコースであり、2年間、同一教員(すなわち、小坂とペータース)が同一教科書を使

って授業する。                                 

言語を学習するということは「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力を身につけ

ることを意味する。この総合コースでは今まで比較的疎かにされてきたかもしれない「聞

く」と「話す」能力の涵養に特に重点をおく。要するに、コミュニケーションのためのド

イツ語能力を養成したいと思う。従って、辞書を片手に文献を読むことのみに興味のある

方には相応しくない。                              

                                        

授業中は口頭練習が主である。                          

2年間の一貫授業であるが、成績は教員毎、学期毎に提出する。           

外国語の練習では間違いを恐れてはいけない。完璧を目指していたらいつまで経ってもそ

のことばを使うことができない。完璧になんかなるわけがないと思った方がいい。ことば

はコミュニケーションの手段であることを忘れないように。反応の速さが大事。たっぷり

と時間をかけて、長い沈黙の後で正しい発話をしたとしても、それはコミュニケーション

とは言えない。                                 

                                        

II期では主として次の点を中心に練習が行なわれる:               

10月 助動詞を使った表現、11月 過去のできごとの表現、前置詞、12月 自動詞

と他動詞、文の接続の仕方、1月 所有の表現、形容詞を使った表現         

                                        

無断欠席は4回まで。それ以上欠席した人は再試験の対象からはずれます。またII期の

平常点がDだった人も再試験の対象からはずれます。                

                                        

                                        


●成績評価の方法
平常のできばえと試験の結果が総合的に判断される。ペータース先生と相談・打ち合わせ

を                                       

した上で個別に成績を出す。                           



●教科書
『Passwort Deutsch 1』(Klett、郁文堂)         

『ドイツ語で話してみよう!』(同学社)(いずれもI期からの継続)        

                                        


●参考書
『マニュアルドイツ語 ABC』(郁文堂)(I期からの継続)           

本では説明が日本語で書かれてありますので、なるべく購入する方がいいでしょう。  

                                        

                                        


●注意事項
コミュニケーション中心授業なので、平常点と授業への貢献度が重視される。     

I期から継続する人のみが受講できる。                      

                                        

                                        



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