朝鮮・韓国語を初めて学ぶ受講生を対象に、一貫した授業計画に基づいて朝鮮・韓国　

語に関する基礎知識と運用力を養成する科目である。「読む」「書く」「聞く」「話す」

の四技能をバランスよく総合的に身につけることを目指す。ＴＡの協力が得られれば「生

きた朝鮮・韓国語」に触れながら学習を進める。また、朝鮮・韓国語世界が身近になるよ

う、視聴覚メディアなどを通じて文化・風俗・歴史・社会事情等についても学び、国際的

視野を涵養する一歩とする。目標は「朝鮮・韓国語に親しむ」である。　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

朝鮮・韓国語３とともに履修すること。朝鮮・韓国語３とは同じ教材を用いて連続して行

う。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　この授業では、朝鮮・韓国語２の延長として次のような能力を養成する。　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　聴解力…朝鮮・韓国語３の授業で学習する文法事項を含む簡単な発話を聞き取り正確に

　　　　書き取れるようにする。正確に発音できることは聞き取ることもできるという考

　　　　え方に基づき、比較的短い口調のいい文章を繰り返し発音練習することにより、

　　　　簡単な文章や対話を聞き取れるようにする。必要に応じて音声教材・映像教材も

　　　　提供する。授業は原則として日本語で行われるが、徐々に韓国語での説明・指示

　　　　を増やしながら、聴解力を高めるようにする。　　　　　　　　　　　　　　　

　口頭表現力…朝鮮・韓国語３の授業で学習する文法事項を含む簡単な文章を口頭で表現

　　　　できるようにする。また、そのような文章を用いた対話ができるようにする。文

　　　　体的には会話でよく用いられるくだけた丁寧体も使えるようにし、表現の幅を広

　　　　げる。授業中や授業外でも韓国語で応答する機会を徐々に増やすことにより、朝

　　　　鮮・韓国語でのコミュニケーションを身近なものにする。言語は、単に知ってい

　　　　るというだけでは不十分で、コミュニケーションの道具として使ってみて初めて

　　　　意味を持つものであるということを、理解してもらうようにする。授業外での練

　　　　習を希望する学生には、ＯＦＦＩＣＥ　ＨＯＵＲを設けて対応する。　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　授業の冒頭で復習のための１０分程度の小テストを行う。また、必要に応じて宿題、レ

ポートを課す。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　また、朝鮮・韓国の文化や風俗などについても適宜紹介することにより学習意欲を高　

めたい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

出欠状況、レポート、小テスト及び期末試験の成績により総合的に評価する。ただし、期

末試験の総合評価に閉める割合は６割程度とする。　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

朝鮮・韓国語１・２の授業で用いた教材と同じ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

必要な物は授業で指示する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

特になし。