2006年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
朝鮮・韓国語3
●主担当教員名
鄭 芝淑

●単位数
1.5単位

●開講時期
U 期
月・2
●対象学部
工学部K1



●本授業の目的およびねらい
 朝鮮・韓国語を初めて学ぶ受講生を対象に、一貫した授業計画に基づいて朝鮮・韓国 

語に関する基礎知識と運用力を養成する科目である。「読む」「書く」「聞く」「話す」

の四技能をバランスよく総合的に身につけることを目指す。TAの協力が得られれば「生

きた朝鮮・韓国語」に触れながら学習を進める。また、朝鮮・韓国語世界が身近になるよ

う、視聴覚メディアなどを通じて文化・風俗・歴史・社会事情等についても学び、国際的

視野を涵養する一歩とする。目標は「朝鮮・韓国語に親しむ」である。        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
朝鮮・韓国語4とともに履修すること。朝鮮・韓国語4と同一の教材を用いて連続して行

う。                                      

                                        


●授業内容
 朝鮮・韓国語1の延長として授業が進められるが、朝鮮・韓国語の文法学習の最重要事

項である用言の活用に重点を置く。朝鮮・韓国語は日本語と文法構造が類似しているため

、日本語話者にとっては、文法の学習はそれほど負担にはならない。しかし、用言の活用

は文の組み立てに不可欠の事項であり、それに習熟することが朝鮮・韓国語の文法学習の

根幹となる。語基という概念に基づいて活用を体系的に理解し、豊富な練習問題によって

自由に活用形を作り、また用いることができるようにする。             

                                        

 主な学習事項は次の通りである。                        

  ・過去形                                  

  ・不規則活用                                

  ・アスペクト形式(「進行」「結果の残存」)                 

  ・文末形式(緩叙形、詠嘆形)                        

  ・連体形(現在連体形、未来連体形、過去連体形、回想連体形)         

  ・基本的な表現形式(願望表現、可能表現、推量表現など)           

  ・文体(くだけた丁寧体、ぞんざい体)                    

  ・語彙(重要語1500語程度)                       

                                        

 授業の冒頭で復習のための10分程度の小テストを行う。また、必要に応じて宿題、レ

ポートを課す。                                 

 また、朝鮮・韓国の文化や風俗などについても適宜紹介することにより学習意欲を高 

めたい。                                    

 この授業で養われる朝鮮・韓国語の能力は、通常1年間の授業で目標とされる初級文法

のレベルを超えており、中級の半ばにまで及ぶものである。したがって、授業内容を着実

にこなせば、十分に実用的な能力を身につけることができるはずである。       

                                        


●成績評価の方法
出欠状況、レポート、小テストの成績、期末試験の成績により総合的に評価する。   

ただし、期末試験の成績が総合評価に占める割合は6割程度とする。         

                                        



●教科書
自家版教材(教室で配布)                            

                                        

                                        


●参考書
必要な物は授業で指示する。                           

                                        

                                        

                                        


●注意事項
特になし。                                   

                                        

                                        

                                        



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