●授業内容
実現象をいかに測定し、予測するかを体験します.
現象としては,温度の時間変化を対象とします.
超伝導現象が起こるマイナス200度から、鉄が溶ける1500度までの範囲で温度測
定を行います。
アルミニウムなどの金属を溶かす装置を使用して金属を溶かしてみましょう。
グループに分かれ、色々な温度変化を測定する装置を工夫作成します。
温度の時間変化をどのようにしたら測定できるかを調べ,作成した装置で測定した温度を
デジタル化し,コンピューターで記録して解析できるようにします.
毎回、前回の実施結果をグループごとに報告しあい、討論します。
一方,温度解析用シミュレーションソフトを利用して,作成した装置の温度変化を,シミ
ュレートします.
計算結果は,すぐには実際と一致しません.その理由が何故なのか自分達で検討,議論し
て実際を再現できるデータベースを作っていきます.
その過程で,教員,ティーチングアシスタント,学生相互のコミニュケーションを
図ります.
グループごとの討論を行い,最終的には各グループの発表会を行い,成果を報告し、質疑
応答を行います.
討論を通して,理解を深め、プレゼンテーション能力を高めていきます。
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