2006年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
滝田 光晴

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
金・5
●対象学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(U・T・W・X系)



●本授業の目的およびねらい
「セミナーのテーマ名:金属を溶かしてみよう・測定してみよう・予測してみよう−温度

の変化」                                    

金属を溶かすという体験を行いながら、「温度」という実現象を計測します。また、「温

度変化」のシミュレーションを行います。まず、金属を溶かしその「温度測定」を行う装

置を工夫し,自ら測定,記録,解析を行います。また、シミュレーションソフトを利用し

て,「温度変化」の予測を行って、実測との比較を行います。その過程で,討論を通して

,理解を深め、プレゼンテーション能力を高めていくことを目的とします.      


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし                                    

                                        

                                        


●授業内容
実現象をいかに測定し、予測するかを体験します.                 

現象としては,温度の時間変化を対象とします.                  

超伝導現象が起こるマイナス200度から、鉄が溶ける1500度までの範囲で温度測 

定を行います。                                 

アルミニウムなどの金属を溶かす装置を使用して金属を溶かしてみましょう。     

グループに分かれ、色々な温度変化を測定する装置を工夫作成します。        

温度の時間変化をどのようにしたら測定できるかを調べ,作成した装置で測定した温度を

デジタル化し,コンピューターで記録して解析できるようにします.         

毎回、前回の実施結果をグループごとに報告しあい、討論します。          

一方,温度解析用シミュレーションソフトを利用して,作成した装置の温度変化を,シミ

ュレートします.                                

計算結果は,すぐには実際と一致しません.その理由が何故なのか自分達で検討,議論し

て実際を再現できるデータベースを作っていきます.                

その過程で,教員,ティーチングアシスタント,学生相互のコミニュケーションを   

図ります.                                   

グループごとの討論を行い,最終的には各グループの発表会を行い,成果を報告し、質疑

応答を行います.                                

討論を通して,理解を深め、プレゼンテーション能力を高めていきます。       

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席.レポートの提出.討論,発表の評価.セミナー参加の積極性.         

                                        

                                        



●教科書
特になし.                                   

                                        

                                        


●参考書
適宜資料を配布します.                             

                                        

                                        

                                        


●注意事項
無断欠席はしない.安全には注意.積極性を求む.                 

                                        

                                        

                                        



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