●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ：戦争と社会
このセミナーは、戦争が人間と社会にどのような影響をあたえ、どのような変化をもた
らすのか、この問題
を近代日本の政治・経済・社会・文化・地域などの諸側面から考察し、戦争について深
く考えていきたい。
この課題の考察を通して、歴史の見方すなわち歴史認識を深めていきたい。
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●履修条件あるいは関連する科目等
毎週担当者を決め、全員が必ず司会とレポートをおこなう。それを厭わない人。
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●授業内容
１．セミナーの概要説明と自己紹介
２．歴史を見る目ーどのような方法で歴史の推移を把握してきたか、先人に方法を学ぶ
３．近代日本と戦争認識ー近代日本の戦争は、どのように認識されてきたか
４．戦争と国民統合ー近代日本の戦争は、国民をどのように導いたか
５．戦争と国際秩序ー近代日本の戦争は、国際秩序にどのような影響を与えたか
６．アジア太平洋戦争は何故起きたのかーその原因を考える
７．アジア太平洋戦争で日本はアジア諸国に何をしたか
８．アジア太平洋戦争下の国民生活ー戦争は国民の生活にどのような影響を与えたか
９．アジア太平洋戦争末期の沖縄戦が意味するものー中心と周縁／国民と軍隊
１０．討論と総括ーこのセミナーで学んだこと
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●成績評価の方法
授業のレポート、課題レポート、授業中の発言による
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●教科書
授業の最初に指示する。適宜、史料を用意する。
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●参考書
吉田裕『日本の軍隊』（岩波新書）
山中恒『暮らしの中の太平洋戦争』（岩波新書）
藤原彰編著『沖縄戦ー国土が戦場になったとき』（青木書店）
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●注意事項
授業は無断で休まないこと
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