2006年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
森田 美弥子

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
火・4
●対象学部
文学部
教育学部
経済学部
法学部



●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:青年期の心を探る                       

 前期は、「イメージを通じた自己理解」に焦点を当てる。             

 大学生活を送っていく中で、自分自身について考え理解することは重要なテーマの1つ

である。この授業では、「イメージ」に着目し、イメージによって表現された自分を知り

、受講メンバー間でそれについて話し合う。臨床心理学や芸術療法の理論に基づき、実習

やグループワークなどを通して、自分自身について考える機会を持ち、理解を深めていく

ことを目的とする。                               


●履修条件あるいは関連する科目等
後期に開講される基礎セミナーB(担当:鶴田和美教授)を引き続き受講すること。  

                                        

                                        


●授業内容
 この授業では、コラージュ、描画などの芸術療法の分野における自己表現の手法を、実

習やグループワークを通して体験する。それに加え、イメージや臨床心理学に関する文献

の講読を行い、総合的に学習を進める。これらの活動から得られた経験を、ディスカッシ

ョンによってメンバー間で共有したり、レポートにまとめたりすることによって、自分自

身に関する理解を深めていくことをめざす。                    

                                        

・「イメージ」とは何だろう?                          

 −−「こころ」とイメージの関係について考える。                

   「ことば」とイメージの関係について考える。                

・イメージとして表現される自分を体験してみよう。                

 −−自分を表現してみる。                           

   その時の気持ちについて考える。                      

   他の人に伝える。                             

   他の人の表現を感じとる。                         

   イメージを共有する。                           

・「自分らしさ」「その人らしさ」とは何だろう?                 

 −−青年期にいる私(過去・現在・未来という時間軸で自分を位置づける)     

   大学生である私(大学・家庭その他さまざまな場の中で自分を位置づける)   

   これ以外にも多面的な視点があり得る。自由な発想で展開していこう。     

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
実習やディスカッションへの参加、レポートの内容などから総合的に評価する。(各50

%)                                      

                                        



●教科書
使用しない。                                  

                                        

                                        


●参考書
授業の中で適宜紹介する。                            

                                        

                                        

                                        


●注意事項
心理学の考え方に関心があること、自分について考えたり、他のメンバーと率直に話し合

うこと、などが期待される。主体的に関与することが必要である。          

                                        

                                        



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