●本授業の目的およびねらい
「健康を維持する唯一の方法は、自分の欲しくないものを食べ、飲み、自分のしたくないことをすることだ」(マーク・トウェイン)。病気になると、健康のありがたさを痛感する。しかし、魅力的な食物に溢れ、交通機関の発達した社会で健康な生活習慣を続けること-欲望を抑えること?-は、難しい。本講義では、栄養、運動、嗜好などの生活習慣の意義、生活習慣病、感染症について学び、自分自身の体や心に対する興味を持ち自己管理できるようサポートする。さらに、病気のメカニズムや疫学調査に関する最新の知見を紹介する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
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●授業内容
1.イントロダクション:健康に生きたいですか? 2.生活習慣:チョコレートは体と脳に良い? 3.肥満:太らないのは難しい 4.糖尿病:砂糖は毒か? 5.動脈硬化症:血管の老化は20代からはじまる 6.癌:細胞はなぜ悪性化するのか? 7.認知症:記憶は脳のどこにある? 8.感染症:病原菌と共生するためには 9.まとめ:健康に生きるために必要なこと
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●成績評価の方法
1.期末試験(70%) 2.レポート課題(30%)
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●教科書
指定はなし。
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●参考書
国立国語研究所 病院のことば委員会 病院のことばを分かりやすくする提案2009 スタンフォードの自分を変える教室-The Willpower Instinct ケリー・マクゴニガル 大和書房
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●注意事項
NUCT(Nagoya University Collaboration and Course Tools)を用いる。 レポートの提出は必須である。 期末試験を受けなかった場合は欠席扱いとして成績に反映される。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
TED、CNNニュース、英語の論文を講義で使用します。ただし、英語が苦手でも成績には影響しないように配慮します。
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