2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160073102

●科目区分
言語文化Ⅱ

●科目名
初級中国語1
●主担当教員名
辻 千春

●単位数
2単位

●開講時期
前期
水・1
●対象学部
全学部



●本授業の目的およびねらい

中国語を初めて学ぶ受講生を対象とする。「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をバランスよく総合的に身につけ、中国語に親しむことを目指す。また言語習得の一助となるようその背景にある、文化・習俗・歴史・政治・社会事情などについても視聴覚メディアなどを通じて学び、中国語文化圏についての理解を深めていく。

●履修条件あるいは関連する科目等

初級中国語2は、この初級中国語1を継続するものである。

●授業内容

中国語の初級段階を総合的に学習し、音声面・文法面・表現面において中国語の全体像がつかめるような基礎的能力の養成を目標とする。まず、411個の音節を、声調を伴って正確に発音できるよう指導する。その上で、基本文法の理論的な説明だけでなく、身近な分かりやすい実用的例文を多く学習すること、語順・基本文型等について、日本語や英語と中国語の比較を行うことにより、中国語の基礎固めを達成する。また、言葉の勉強を通じて、中国社会の現状や中国人のものの見方や考え方等についての理解も促す。

具体的な授業内容は以下の通りである。

 1.中国語概説、発音(1)声調(四声)、単母音
 2.発音(2)韻母、ピンイン表記の規則
 3.発音(3)声母 ほか
 4.発音(4)変調、挨拶表現 ほか
 5.中国語の文構造の大枠、人称代名詞、動詞「是」 ほか
 6.助詞「的」、疑問詞、語気助詞「呢」 ほか
 7.動詞述語文、連動文 指示代名詞のバリエーション ほか
 8.形容詞述語文、願望の助動詞 ほか
 9.数詞、動詞「有」、比較表現 ほか
 10.時態助詞「过」、「在」の用法①前置詞 ほか
 11.まとめ ほか

●成績評価の方法

原則として学期末試験(80%)及び出席点(20%)による。

●教科書

『日中いぶこみ広場 簡明版』相原茂、陳淑梅、飯田敦子著(朝日出版社)

●参考書

必要に応じて授業で紹介する。

●注意事項

特になし

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

授業上の注意
 ・最初の授業でガイダンスを行います。
 ・初級中国語の最重要ポイントは発音です。十分な時間をかけて練習を繰り返します。
 ・再試験は、定期試験では合格点に達しなかったが、再試験においては合格の可能性があると
  担当教員が判断した場合に行います。


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