2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160041110

●科目区分
言語文化Ⅱ

●科目名
中級スペイン語2
●主担当教員名
水戸 博之

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅳ期
月・1
●対象学部
文系学部



●本授業の目的およびねらい

このクラスの目的は:
1年次で学んだスペイン語の基礎知識をさらに発展させ、言語の総合的理解と習得へと展開させていくことである。
このクラスのねらい:
既習事項の運用力を身につけることである。
母語話者のTAの協力が得られる場合には、意思の表現や伝達あるいは情報の発信に重点をおきたい。

●履修条件あるいは関連する科目等

指定クラスである。なお、中級スペイン語2は(月1)加納マルタ教員・水戸教員、(木1)西村教員・野内教員・ロハス教員の5クラス開講されている。

●授業内容

平易ではあるが比較的長文の講読教材を通じ、テーマ別に既習の文法事項や語彙、表現を復習するとともに応用力を身につける。
到達目標としては、スペイン語圏の中等教育レベルの人文社会系を中心とした内容(広義の時事スペイン語や平易なエッセイ)が扱えること。

次のように授業は、さらにいくつか内容が考えられる。
(受講者の希望によって柔軟に対応する。)

1)平易な長文テキストを題材にした講読、構文練習、スペイン語による応答練習。
2)1年次、教科書で十分に扱えなかった接続法や命令形を練習しながら学ぶ。
3)平易な時事文の講読を行う。放送の視聴などもできれば行う。
  例:NHK国際放送ニュース原稿講読

(母語話者TAの協力が得られる場合)
4)1)のテキストに関して母語話者との会話練習
5)スペイン語作文

週一回授業であることから、今後、独習する上で参考となり得る学習法についても触れ、実践してみる。


●成績評価の方法

中間テスト:40% 期末試験:50% 授業の課題等:10%。口述試験を行う場合がある。
欠席が3回を超えないこと。なお履修取り下げ制度を採用する。

●教科書

プリント等。

●参考書

西和辞典。
スペイン語の放送、新聞、HP等は、授業で紹介する。

●注意事項

指定クラスである。出席のみならず積極的な受講態度が要求される。

●本授業に関する参照Webページ

http://spanish.ilas.nagoya-u.ac.jp/

●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

初等文法を終えてとまどうのが、この次に何をしたらいいかということです。
「中級」とはどんなレベルを考えたらよいのか、これは私たち教員にとってもなかなか難
しい問題です。
ところで、多くの人たちが直面している問題は、主に次の2点ではないでしょうか。
第1に、会話をしようにも全く聞き取りができない。
第2に、新聞や雑誌を読もうにも、文体や語彙が既習のものとあまりに違う。
この落差を乗り越えるための橋渡しの役割が「中級」クラスの役割といえるでしょう。

週1回の授業という限られた授業回数ですが、日常少しの工夫で活用できるスペイン語メ
ディア、テレビ・ラジオ講座などを併用すれば、スペイン語を専攻する学生にも決して負
けないくらいの実力が身につくものと確信します。
後期中級2も含め、私のスペイン語授業の最終目標は「広い意味での平易な時事スペイン
語が扱える」ということです。「広い意味」とは話題が政治経済のニュースに限られると
いうことではありません。スポーツや音楽、芸術さらには自然科学も当然対象となります
。また私は単に「読める」のではなく「扱える」ことを目標にしています。「扱える」と
は、スペイン語の情報を理解した後、それで終わるのではなく、自分自身の見解を何らか
の形でまたスペイン語で表明する、少なくとも表現しようとすることです。
これは決して無理な要求ではありません。ただそのためには、スペイン語の学習以前の事
柄として、普段からテレビだけではなく、新聞や総合雑誌などにも注意を払っていること
が必要です。
一つだけ情報源を紹介します。
NHKラジオジャパン www.nhk.or.jp/rj/オンデマンド・サービスで
最新のニュースを他の22言語とともにいつでも朗読原稿を参照しながら聞くことができ
ます。英語版との比較対象も色々な点で興味深いでしょう。


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