●本授業の目的およびねらい
1年次に学習したフランス語の基礎として、フランス語の文章の読解能力、フランス語による表現能力の向上をはかる。また、フランス語圏の社会・文化について一層深い理解を獲得できるようにする。
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●履修条件あるいは関連する科目等
原則として文系学部の学生を対象とするが、人数に余裕があれば他学部の学生の受講も認める。
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●授業内容
日本文化に精通し、滞日経験も豊富なフランス人の手によって書かれた、日本に関する文明批評的なエッセーを読む。取り上げられるテーマは、言語、社会、風俗など多岐に渡っており、私たち日本人には慣れ親しんでいるがゆえにかえって気づかない日本の様々な側面を、違った視点から顧みるきっかけになればと思う。授業は、あらかじめ前の週に、クラスの半数(約10名)ずつの方に、決められた範囲の和訳を提出しておいてもらい、それらを全員で検討する形で行うので、特に意欲のある皆さんの参加を期待している。また、折に触れて、本文中の重要な表現を応用した簡単な仏作文の練習も行う予定である。
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●成績評価の方法
平常点と、隔週ごとの和訳レポート、および学期末の筆記試験による。
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●教科書
コピーを配付する。
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●参考書
授業の中で、適宜指示する。
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●注意事項
後期月曜1限および木曜1限に開講している「中級フランス語2」の中から一つを選択する。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
教師と学生との出会いは、常に一期一会です。輝かしい青春を送っておられる皆さんとのこの貴重な出会いの機会を、ぜひ実り多いものにしたいと思っています。そして、皆さんの大学時代の思い出の片隅にほんのわずかでも残れるような、そんな授業ができればと考えています。
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