2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160035206

●科目区分
言語文化Ⅱ

●科目名
中級中国語1
●主担当教員名
櫻井 龍彦

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
金・2
●対象学部
法・経CH9



●本授業の目的およびねらい

中国語の基礎力を固め、応用力を伸ばすことを目指す。一年次に学んだ基本的な文法事項を確認し、練習問題等を通して定着させ、平易な文章を読解する力、辞書を活用してやや難度の高い文章を自力で読解する力を養う。また、これまで学習した文法事項・語彙を活用して、ある程度公的な場でまとまった話をする場合に用いられる、やや書き言葉寄りの「語り」の文体を身につけ、簡単なスピーチができるようにするとともに、練習問題等により、リスニング力・会話力を高め、実践的な中国語のスキルを身につける。同時に、言語の背景にある中国の文化・社会についての理解を深めていく。

●履修条件あるいは関連する科目等

指定クラス
細かな方針は担当教員により異なるので、各教員のアナウンスに十分注意すること。

●授業内容

この教科書は現代中国の文化・社会状況をユニークな角度から切り取って紹介しており、現代中国に暮らす人々の日常生活や日本と異なる生活習慣に触れることで、中国語及び中国文化への関心と理解が深められる。各課は<会話>と<短文>から構成されており、口語と書き言葉の区別が著しい中国語のスタイルを同一のテーマを通じて学んでいく。読解の過程及びテキスト本文と関連した練習問題等を通じて、一年次に学んだ文法事項・発音を復習して定着させるとともに、こうした文体に習熟し、読む・聞く・話す・書く力を総合的に高めていく。

具体的な授業内容は以下の通りである。
 1.大学<会話>:介詞“在” “(因为…,)所以~” 許可を表す助動詞“可以” ほか
 2. 大学<短文>:“只有…才~” “即使…也~” ほか
 3. 北京<会話>:比較構文 完了を表す“V了” 願望を表す“想” ほか
 4. 北京<短文>:“和…一样” 形容詞+ “起来” ほか
 5. 公園<会話>:動作の進行を表す“在” V+O+“的” “即…又~” ほか
 6. 公園<短文>:“虽然…,可(是)/但是~” “不仅…而且~” ほか
 7. 四合院<会話>:結果補語 使役の“让” “越来越…/越…越~” ほか
 8. 四合院<短文>:状態の持続を表す“V着” “把”構文 ほか
 9. 長城<会話>:V+ “起来” 変化を表す文末の“了” “除了…(以外),(还)~”ほか
 10. 長城<短文>:“被”構文 可能補語 ほか
 11. 北京美食<会話>:動詞の重ね型 反復疑問文 助動詞“能” ほか
 12. 北京美食<短文>:助動詞“要” “(一)边…,(一)边~” ほか
 13. まとめ・復習


●成績評価の方法

原則として学期末試験(70%)及び平常点(30%)による。
授業時における教員のアナウンスに十分注意すること。履修取り下げは認めない。


●教科書

『リアルタッチ中国』遠藤光暁監修 衛榕群・汪暁京著(朝日出版社)

●参考書

必要に応じて授業で紹介する。

●注意事項

辞書を使用し、予習・復習を十分に行うこと。
また、辞書を必ず持参すること。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

授業上の注意
 ・最初の授業でガイダンスを行います。
 ・参考書・辞書についてはガイダンスで説明します。
 ・辞書を使用し、予習・復習を十分に行う必要があります。



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