2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160045501

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
英語(上級)
●主担当教員名
布施 哲

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅳ期
金・5
●対象学部
全学部(単位補充)



●本授業の目的およびねらい

学会や社会で求められるプレゼンテーションを行えるよう、リーディング・スピーキング・リスニング・ライティングの各能力を高め、また4技能の統合を目指すことを目的とする。研究拠点大学たる名古屋大学の学生に相応しい学術英語を使いこなす能力を、実際の運用を前提とした学習活動を通して養う。自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかというこれまで英語(基礎)・(中級)で養った知識・技能と、英語(コミュニケーション)で培ったコミュニケーション能力に加え、プレゼンテーションに必要な知識や技能を習得し、学術英語を使いこなす能力を更に発展させる。

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし。

●授業内容

 毎回、500語程度からなる短いエッセーを読み、その文章全体の構造と内容を分析してゆく。その際、文章構造に関するいくつかの基本的な概念や事例もあわせて紹介する。
 読解する文章は、初歩的なものから英字新聞記事のレヴェルのものまで幅広く扱う予定であるが、受講者の英語能力を見定めた上でその都度判断してゆく。
 最終的には5分前後の時間で、当該文章が何について書かれたものであるのかを素早く整理するとともに、加えて、それに対して自分がどのように考えるのかを簡潔に表明できるようになることを目指す。
 実際の授業の進行は、以下のプロセスを踏むことになるだろう:

1.辞書を用いずに、文章全体を短時間で最後まで目を通す。
2.辞書を用いて、文章全体をやや細かく読み込む。
3.学生数人でグループを組み、文章の構造や内容について話し合う。
4.全員で読み込みを行い、教官が必要な説明・解説を加えてゆく。

 上記手続きを、毎回の授業で繰り返し行うことになる。
 ただし、上述のとおり、本授業では受動的な読みだけではなく、能動的な意見表明や文章構築ができるようになることをも目的としているため、学生には授業で解説された文章構造の知識等を踏まえたうえで、自らが実際に英作文を行い、それを授業で発表するという作業を行ってもらう。

5.グループによる英作文ならびに発表。
6.学生個々人による英作文。

ただし、上記5.6.は、毎回ではなく、学期中数回実施の予定。

●成績評価の方法

発表(50%)、レポート(30%)、課外学習(20%)

●教科書

特になし。

●参考書

必要があればその都度紹介する。

●注意事項

対面授業に加え、課外学習として電子教材を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。初回の授業を欠席し課外学習教材を受け取っていない場合は、Eラウンジにとりに行くこと。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

特になし。


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