●本授業の目的およびねらい
リスニングとスピーキングを主としたコミュニケーションの能力を高める授業。 日常会話、さらにはディスカッションやプレゼンテーションのための基礎力を養成する。 聴き、恥じらいなく話すことの訓練をする。 誰でも絶対に喋れることを確認する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
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●授業内容
各章の構成は以下のようになっている。 Ⅰ.Warming Up Ⅱ.Vocabulary Check Ⅲ.Visual Comprehension Ⅳ.True of False Ⅴ.Grammar and Usage Ⅵ.Summary Ⅶ.Today's Proverb 各週のトピックは次の如し。 第1週:イントロダクション。授業全体の構成を説明し、取り組み方を問いかける。 第2週:琥珀(こはく)という宝石の成り立ち、人類の扱い方を検討する。Amber 第3週:物質世界のあり方を問う。Material World 第4週:シンボル(Symbol)の捉え方を検討する。象徴の意味する事の検討。 第5週:ニュージーランドの現地人マオリ族の、歴史と文化を再検討する。現地人と侵略者との融合の歴史でもある。The Maori 第6週:アメリカ・フロリダ州の人気者、大きくてのろい哺乳類マナティー(Manatees)の生態を追う。 第7週:人間の飽くなき衣類の流行の追究(Followers Of Fashion)を課題に、人間の欲望と伝統を問う。 第8週:食の大切さ、その歴史、民俗を通して学ぶ。Food 第9週:水なくしては生存できない人間の現実を問いかける。Water 第10週:その水に囲まれて生活する沼沢地のアラブ人を描く。The Marsh Arabs 第11週:靴を履いて人は動き回る。靴の歴史と生態を追う。Stepping Out 第12週:医学と薬草の関係を追究する。Medicine 第13週:北欧を放牧するラップ人(サアミ)の生活習慣を追う。The Saami 第14週:ペンギンが極寒の地で生活できる羽毛とその身体的秘密を探る。Penguin Feather Fabric 第15週:コンピューターに付き物のマウスをテーマに、面白い技術の数々を提供する。Computer Mouse Trap
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●成績評価の方法
「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価(20%)、レポート点(50%)、プレゼンテーション(30%)。「欠席」は5回の欠席でつく評価。全体の成績が60点を越えないものは、「不可」。
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●教科書
Morita, Akira, Miller, Jeffery「BBC Short Clips on DVD, やさしい英語で学ぶBBCドキュメンタリー」Seibido, ISBN:10: 4791910389
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●参考書
英英辞書、英和辞書の使用は基本です。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(コミュニケーション)用「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
英語は慣れが大事です。 恐れず、読み、書き、聴き、話してみてください。 誰も最初から完璧な人はいません。 常日頃から、英語で考える癖をつけましょう。それを口にしてみたり、また書いてみたり、時に友人と話してみましょう。 それ以上に、みなさんの手元にはPCがあるのです。インターネット・サーフィンをしてみて下さい。面白い発見がある筈です。 インターネット上の情報は、玉石混淆です。それを見極める訓練をしておくのも必要ですね。 英米のニュース番組をのんびり見てご覧なさい。 すると、ニュースの内容、質が違うのに驚くでしょう。 英語の勉強だけではなく、文化的背景も同時に学べるのです。 もちろん、欧米の価値観に基づくニュースが多いです。しかし、そこで、豊かな英語表現を学びましょう。なにしろ「無料」ですから、これ以上安いものはない。
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