2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160024224

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
フランス語4
●主担当教員名
新井 美佐子

●単位数
1.5単位

●開講時期
Ⅱ期
木・2
●対象学部
情報文化学部(自然)
医学部
理学部
農学部F3



●本授業の目的およびねらい

 言語文化科目「フランス語1,2,3,4」は全体として、読む・書く・聞く・話すという全般的運用能力の養成を目指す。毎週二回の授業のうち、一つは、基礎的文法事項の修得が主たる目標であり、もう一つは、それと連携しつつ、発音・講読・会話・作文などの基礎的能力の養成を目指す。また、フランス語圏の社会・文化についても関心を促し、基礎的な知識を獲得できるようにする。

●履修条件あるいは関連する科目等

会話・講読などの実践に重点を置く、後期火曜2限のBaumert先生の授業と相互補完の関係にある。

●授業内容

 前期火曜2限の授業を引き継ぎ、一年かけてフランス語の初級文法を修得する。教科書に沿って授業を進め、初級文法の基本事項として一般に了解されているものをもれなく学ぶ。
 後期第1講目は、前期の復習を兼ねて、前期定期試験の解説をする予定である。
 何についても言えることだが、語学も積み重ねが重要である。初めは「名詞」から、次にそれを修飾する「形容詞」、その後「動詞」、ごく単純な「S‐V構文」、「否定文」、「疑問文」‥と既習事項を少しずつ発展させていく。予習は特に必要ないので、授業には集中して、文法=フランス語の仕組みを「理解する」よう努めてもらいたい。理解しないまま、ただ覚えようとするのは、効率的ではない。
 同じように、授業中あるいは宿題として、テキストに載っている練習問題をやってもらうが、その際、テキストの文法説明をよく読み、必要であれば辞書を引いて、理解しながら自分で答えることが大切である。
 定期試験の準備として、「基礎的な」文法事項を覚えることは必要だが、たくさんの単語のつづりを頭に詰め込むようなことは求めない。繰り返しになるが、「(丸)暗記できているか」ではなく、「理解できているか」を問う出題になる。
 皆さんが将来、仕事はもちろん、それ以外の場面でも、フランス語を使う機会に遭遇した時、辞書を片手に文法書(できればこの授業のテキストを取っておいて、書き込みが加えられたオリジナルの文法書として使って欲しい)をざっと読み返せば、再度一から学習しなくても、取りあえずの読み書きができる‐これが、この授業のいわば「本当の」目的である。
 フランス語は、フランスのみならずヨーロッパやアフリカなどの複数の国で、さらに国連はじめ多くの国際機関で、公用語に採用されている。フランス語を身につけるということは、単なる言語の習得にとどまらず、新しい視点や広い視野の獲得にもつながる。こうしたことも念頭に置きつつ、真摯に学んで欲しい。

●成績評価の方法

平常点(20%)ならびに定期試験(80%)。
定期試験受験者=SABCFいずれかの評価とする。
定期試験欠席者=「欠席」とする。

●教科書

『新CDフランス語文法』大木充 他著 朝日出版社

●参考書

授業中に適宜指示する。

●注意事項

特になし。

●本授業に関する参照Webページ

http://francais.lang.nagoya-u.ac.jp/

●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

特になし。


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