●本授業の目的およびねらい
本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるエッセイの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
英語(基礎)
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●授業内容
この授業ではアカデミック・ライティングの基礎を学ぶ。まず、文章がどのように構成されているのかに着目し、文と文との関係、段落と段落の間の関係など、明快な英文を書くのに必要な構成パターンについての理解を深める。次に、所定のテーマに沿って実践的なエッセイ・ライティングの練習を行い、授業内で相互評価を行う。取りあげられるテーマには、以下のようなものが含まれる。 1) Conclusions/Reasons 2) Analysis 3) Theory/Proof 4) Controversy 5) Comparison/Contrast 6) Classifications 7) Chronological Order 8) Cause & Effect
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●成績評価の方法
授業時の活動25%、提出物25%、課外学習(注意事項の欄を参照)20%、TOEFL-ITP/Criterion (注意事項の欄を参照)30%
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●教科書
Skills for Better Writing (revised edition), 石谷由美子・Emma Andrews, 南雲堂, ISBN 978-4523176046
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●参考書
適宜指定する。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(中級)用「ぎゅっとe」リーディングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。またTOEFLITP (Reading)およびCriterionの評価を30%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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