●本授業の目的およびねらい
本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるパラグラフの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
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●授業内容
AFPのニュース映像をもとに作成されたテキストを用いて、現代社会を取り巻く様々なテーマについてまとめられたニュースを理解し、学術英語を使いこなす能力を養成する。具体的なテーマは、ファストファッションのグローバル戦略、オンラインデート、ビューティーコンテスト、社会福祉、医療等である。授業では、テーマについて自分の意見を英語で発信するために必要な語彙や様々な表現を学び、英語のパラグラフ構造に着目しながらニュースの内容を読み取る。その上で、ニュースの内容を自分の言葉で言い換える要約や、自分の考えを英語で発信するディスカッションのトレーニングも行う。また、テキストに基づく授業に加え、英語圏の歴史文化に関する情報も授業の中に取り入れる。その際には、担当者が必要に応じて参考資料を配布する。
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●成績評価の方法
対面授業(期末テスト・平常点):80% 課外授業(「ぎゅっとe」):20%
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●教科書
Makoto Shishido, AFP World News Report (Seibido, 2012)
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●参考書
特になし。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(基礎)用「ぎゅっとe」リーディングおよび英語(基礎)用「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
授業への積極的な参加を期待します。ともに頑張りましょう。
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