2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160021520

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーB
●主担当教員名
梶原 義実

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
月・5
●対象学部
農学部
文系学部
情報文化学部(自然)
理学部
工学部(Ⅰ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ系)



●本授業の目的およびねらい

セミナーのテーマ:考古学入門

考古学については、発掘調査成果のマスコミ報道によって触れる機会がもっとも多いとは思うが、それはあくまで、考古学の一側面でしかない。本授業では、考古学という学問について、発掘調査・整理作業と報告書作成・研究・普及活動といったさまざまな面から学んでいくことで、考古学に対する興味を喚起し、また正確な知識を身につけてもらうことを目的とする。

●履修条件あるいは関連する科目等

とくになし

●授業内容

授業については、以下の3本立てでおこなう。

1.考古学の調査研究法についての講義を通して、考古学の方法論や研究法についての正確な知識を得る。
・発掘調査について
・遺物の整理と報告書の作成について
・遺跡の保存と活用について
・考古学と報道

2.測量や発掘調査など考古学的な野外実習や、遺跡や遺物の現地見学などを通して、考古学を実際に体験する。
・名古屋大学周辺の遺跡について
・遺跡の測量作業について
・東山窯の発掘調査

3.考古学の普及活動としての博物館について見学し、その展示法についての評価をおこなうことにより、よりよい博物館展示について考察し学習する。
・博物館の役割と現状
・博物館見学
・博物館についての評価(プレゼンテーション)

実際の授業は、上記各項目について交互におこなっていく。

●成績評価の方法

出席点(70%)および、博物館評価のプレゼン内容(30%)で評価します。 授業の性格上、2回以上の無断欠席に関しましては原則「不可」の評価とします。
履修取り下げ制度を採用します。

●教科書

とくになし。

●参考書

授業中にプリントを配布する。

●注意事項

博物館見学に関しては、講義時間外を利用して各自行ってもらうこともあります。その際の費用は自己負担となります。 また、夏期休暇中におこなわれる予定の、大学構内での発掘調査に、1日~2日程度参加してもらいます。詳細は7月中に連絡いたします。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

野外活動や博物館見学などに積極的な学生を希望します。 考古学の楽しさを知ってもらえればと思います。


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