2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160012511

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
安藤 秀樹

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
火・5
●対象学部
農学部
情報文化学部(自然)
理学部
工学部(Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ系)



●本授業の目的およびねらい

現在のコンピュータが考えられる前にどのようなコンピュータが考えられてきたか、あるいは初期のコンピュータはどのようにして発展してきたのかを調査し、それぞれの特徴、優劣、以後の発展などについて議論する。これを通じ、学問研究の共通の基礎として必要な「調べる」、「読む」、「考える」、「書く」、「話す」という基礎訓練を行う。

●履修条件あるいは関連する科目等

本テーマに興味があること。

●授業内容

基本テーマは、「本授業の目的とねらい」で書いた通り。具体的には、次のようなことを調べ、発表し、書き、議論する。

世界最初のコンピュータは、1945年にペンシルバニア大学で作られたENIACということになっている。しかし、実際には、ENIAC以前にも自動で計算を行う機械は作られていた。それらは、いったいどのような機械だったのだろうか。現在のコンピュータとどんな風に違っていたのだろう。また、初期のコンピュータはどのように発展してきたのだろうか。

発表は、PowerPointを使って行ってもらう。PowerPointの使い方は、講義で講習するので、今使える必要はない。受講者はいくつかのグループに分けられ、それぞれに各参考書1冊を与え、それを手がかりとして調べる。参考書だけでは調査は不十分となるであろうから、他の文献を探したり、インターネットを使って調査する必要がある。

発表の他、参考書の内容の概要を書くことにより、理科系の作文能力を高める。

また、近年問題となっているコピペ(他の情報源からの引用)について、その正しい方法を学習する。

●成績評価の方法

努力・意欲・発表能力・文書能力・内容。討論への参加
履修取り下げ制度を採用する。

●教科書

山口裕之 (著) 、「コピペと言われないレポートの書き方教室: 3つのステップ」、新曜社

●参考書

能澤徹、コンピュータの発明 エンジニアリングの軌跡
星野力、誰がどうやってコンピュータを創ったのか
アリス・R・バークス、他、誰がコンピュータを発明したか
ジョエル・シャーキン、コンピュータを創った天才たち、など講義中に連絡する。

●注意事項

なし。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

なし。


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