●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:遺伝子組換えと食について考える 生物科学の発達は急速で、ちょっと前には考えられなかったことが現実のものとなりつつある。これらの科学技術により、人間の生活が飛躍的に便利になったが、反面、環境破壊や生命倫理の崩壊、さらには食の安全性などマイナスの面も強調されている。メディアを通して耳にする専門用語は多いが、その内容をきちんと理解することは難しい。ここでは、食糧問題や遺伝子組換え食品など、先端的生命科学が果たす役割と社会に及ぼす影響を調べつつ、科学と社会との関係を見つめなおす。
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●履修条件あるいは関連する科目等
「情報リテラシー」
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●授業内容
1.授業の進め方(テーマの選び方、評価法、参考書の紹介など)の説明。自己紹介、図書館において情報検索法の説明を行う。 2.テーマに関するディスカッション。おおよその興味に応じたグループ分け。情報メディアセンターの利用法とパワーポイントの使い方を説明する。 3.2人1組となり、グループごとに参考書に沿ったテーマを決める。 4.学習の進め方(プレゼンテーションの方法)の説明。「植物の疾病、病気に打ち勝つ免疫力」についての講義。 5.発表とディスカッション。(もっと増やせる植物の生産力・畑でつくるサプリメント、2グループ) 6.発表とディスカッション。(農薬を使わずに害虫をコントロール・雑草から作物を守れ、2グループ) 7.発表とディスカッション。(ハワイのパパイヤを救え・ご飯を食べてスギ花粉症を治す、2グループ) 8.グループごとに発表するテーマを決める。 9.発表のための資料作成。 10-15.グループごとに考えたより具体的なテーマについての発表とディスカッション。
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●成績評価の方法
出席40%、学生評価(発表内容、パワーポイントの作製、ディスカッション)30%、教員・TA評価30%
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●教科書
教科書:救え!世界の食料危機 ここまできた遺伝子組換え作物、日本学術振興会・植物バイオ第160委員会監修、化学同人
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●参考書
有機農業と遺伝子組換え食品 明日の食卓、椎名隆・石崎陽子監訳、丸善出版。遺伝子組み換え食品との付き合いかた -GMOの普及と今後のありかたは?- 元木一朗著、オーム社。遺伝子組換え食品、−どこが心配なのですか?−、Alan McHughen著、渡辺 正・久村典子訳、丸善株式会社。
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●注意事項
教科書を各自購入し、3回目の講義までに6章まで予め学習しておいて下さい。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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