2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160011410

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
新井 史人

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
月・4
●対象学部
情報文化学部(自然)
工学部(Ⅰ系・Ⅳ系)
農学部(資生・環境)



●本授業の目的およびねらい

セミナーのテーマ:未来ロボット工学入門

このテーマでは,将来ロボットの専門家として活躍する夢と希望をもった大学生を対象に,今後ロボットの研究開発に携わっていくために必要となる基礎知識を身に付けることを目的とします.また,未来ロボットに関して,各自の夢を描き,技術課題に関して調査した結果を発表して総合討論します.

●履修条件あるいは関連する科目等

本テーマに興味があること.問題意識を持って主体的に参加できること.他者の意見を聞き,グループ作業が可能なこと.

●授業内容

ロボット工学の基礎を学び,未来ロボットに必要な技術課題を理解します.一部,専門的な内容を含むため,将来ロボットについて深く勉強したいと思う人に向いています.

1. 未来ロボットの夢

2. ロボット製作・プログラミング実習(RoboDesignerを利用する予定)

3. ロボット見学会(トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館の予定)
http://www.tcmit.org/

4. 未来ロボット発表会・総合討論(プレゼンテーションソフトを利用します.)

平成25,26,27年度の例を紹介します.
ロボット製作・プログラミング実習として,ジャパンロボテックの自作ロボット用製品群「RoboDesigner」を利用しました.RoboDesignerに関する情報は下記のURLを参照してください.

http://www.japan-robotech.com/robodesigner/product/index.html

RoboDesignerはコントローラ,入出力系,ボディーをつくる構造部品を自由に組み合わせてロボットを製作することができます.基礎セミナーAではセンサ情報をアクチュエータにフィードバックしてロボット制御する基礎として,ライントレースロボットを題材にしました.


●成績評価の方法

履修取り下げ制度を採用する.
努力・意欲,発表能力・内容,レポート

●教科書

使用しない.
必要があれば,適宜紹介,もしくはプリントを用意するので,予習をしておく.

●参考書

・最新メカトロニクス入門,舟橋宏明/監修,実教出版
・ハンディブック メカトロニクス,三浦宏文/監修,オーム社
・ロボティクス -機構・力学・制御-,三浦宏文・下山勲訳,共立出版

●注意事項

学外見学に行く計画がありますので,旅費,参加費がかかる可能性があります.
ちなみに,平成25,26,27年度はトヨタテクノミュージアム 産業技術記念館(名古屋市西区則武新町)に見学に行きました.

●本授業に関する参照Webページ

http://www.japan-robotech.com/robodesigner/product/index.html

●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

一緒にロボット製作,プログラミングの基礎を体験しましょう.


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