●本授業の目的およびねらい
(1)法律学習の基礎として、各種法律学分野を知るとともに、司法制度の仕組みとその担い手の役割について理解する。 (2)わが国の司法制度の特色を考える。 (3)裁判に関心を持つことを通じて、現代社会に存在する法的問題とその解決における司法の役割について考える。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
法律学習の基礎として、法律学の各分野について知るとともに、わが国の司法制度やその担い手について、わが国の現状を概観し、課題を探る。「生きた司法」の姿に触れるために、現役の法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)のゲスト講演や裁判員制度に関するDVD視聴などを行う。
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●成績評価の方法
定期試験(50点)、裁判傍聴レポートおよびゲスト講演感想レポート等の平常点(50点)の総合評価による。裁判傍聴レポートの提出がない者または一度もゲスト講演感想レポートの提出がない者は、欠席として取り扱う。
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●教科書
特に指定しない。
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●参考書
◇武藤眞朗ほか著『法を学ぶパートナー』(成文堂、第2版、2012)1800円+税 ◇「トピックからはじめる法学」編集委員会編『トピックからはじめる法学』(成文堂、2010)2500円 「担当者からの言葉」(Web版シラバスのみ表示)を参照
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●注意事項
裁判傍聴レポートの詳細については、初回講義時に説明する。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
◇武藤眞朗ほか著『法を学ぶパートナー』(成文堂、第2版、2012)1800円+税 ⇒法学の初学者を対象に、「法の学び方」からはじまり、「法令の読み方」、「判例の読み方」、「各手続きの流れ」、「リーガル・リサーチ」の方法、「レポートの書き方」、「法関連分野の卒業後の進路」など、4年間使用する内容が平易にまとめられたテキスト。以下に目次がすべて掲載されている。 <http://www.seibundoh.co.jp/pub/search/002132.html> ◇「トピックからはじめる法学」編集委員会編『トピックからはじめる法学』(成文堂、2010)2500円 ⇒難解に捉えられがちな法理論から出発するのではなく、学生が「法学部で何を学びたいか」との視点から編纂されたもの。法学を37分野に整理し、現在のホット・イシューであるトピックを取り上げて法学へとアプローチしているため、皆さんの関心とマッチングする分野がみつかり、学ぶ意欲が醸成されることが期待される。以下に目次がすべて掲載されている。 <http://www.seibundoh.co.jp/pub/search/021226.html> その他は、講義の際に適宜指示する。
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