2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160032221

●科目区分
全学教養科目

●科目名
ピア・カウンセリング
●主担当教員名
鈴木 健一

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
火・2
●対象学部
全学部



●本授業の目的およびねらい

悩みのない人生を渇望しても、人は悩まずには生きられない。心が大きく揺れ動きながら成長する青年期の心理について、ピア(仲間)の重要性は言うまでもない。心理的な健康とはどういうことなのか、人はなぜ心が病むのかを、映画やドキュメンタリー番組などを通して学びながら、ピア・カウンセリング(同じ仲間として他者を理解していく技術)の基本を習得することを目的とする。

●履修条件あるいは関連する科目等

履修条件は、好奇心にあふれていること。

●授業内容

・下記(1)〜(10)に示す講義内容を、映画やドキュメンタリー番組、アニメなどを用いて、解説する。
・受講者が少ない場合には、ロールプレイなどの体験的学習を適宜、実施する。
・毎回、感想ミニレポートを提出する。
・日程の詳細は、講義初回にアナウンスする。
・習得するテーマは下記の10項目である。

(1)心理的な健康について
(2)挫折、勇気について
(3)相手の話を聴くことの大切さについて
(4)自分を理解するということについて
(5)トラウマについて
(6)精神的な病について
(7)自死について
(8)障害について
(9)他者を癒すということについて
(10)カウンセリングの技法について




●成績評価の方法

毎回の感想ミニレポート(50%)、レポート試験(50%)によって評価する。
履修取り下げ制度を採用する。

●教科書

特に指定しないが、毎回、テーマに関連した情報を提供するので、自ら意欲的に学んでほしい。

●参考書

カウンセリング、臨床心理学関係の入門書。特に指定しない。

●注意事項

意欲的に参加することを期待します。


●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

本学には、名大ピア・サポートといって名大生が名大生を支えるシステムがあります。学生から寄せられる悩みには、心の悩み、就職活動の悩み、ハンディキャップに関する悩みなど、いろいろな悩みがあります。このような悩みを同じ名大生という立場から考え、共に支え合うのがピア・サポートです。ピア・サポートに関心のある学生はぜひ受講してみてください。


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