●本授業の目的およびねらい
物質は原子や分子からできていますが、それらが人間に役立つ、あるいは自然の中で何らかの役割を果たす状態になったものを「材料」と呼んでいます。私たちの生活を支える形あるものは、すべてその材料を素材として創造されたものです。私たちの身の回りの製品は、どのような材料で、どのような組織、構造で、どのようにして作られているのでしょうか。この授業では、素材をつくる、形をつくる、機能をつくる、という観点から、「材料」を科学し、人間の知恵を学びます。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
松宮弘明 「分離機能材料」 1.識別の化学的メカニズム 2.設計と作成方法 3.応用の実際
宇佐美徳隆 「半導体結晶材料」 1.半導体とは?結晶とは? 2.半導体結晶成長の科学と技術 3.半導体の応用~太陽電池とLED~
元廣友美 「材料の構造と物性」 1.斜め蒸着膜の物性と応用 2.斜め蒸着膜の構造形成 3.多孔質シリコンの構造形成と物性
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●成績評価の方法
3人の教官毎に行われるレポート試験。履修を取りやめる場合は履修取り下げ届を提出する必要がある。
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●教科書
使用しない。必要に応じて資料を配布する。
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●参考書
必要に応じて、講義で示す。
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●注意事項
特になし。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
3人の教官から3つの異なる分野の講義をします。これから学んでいく専門分野がどのようなものか、予備体験をしてください。
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