●本授業の目的およびねらい
受講生は、教育学に関する理論的・実践的基礎知識を習得する。教育の目的、思想、学校教育などに関して国際比較視点から理解する。具体的に、「学び」と「教え」の本質について考察し、学ぶことについて考え、自分なりに主題・見方を発見する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
配布した資料を読んで自分なりの考え・意見・感想などをもち、それらを基に授業中で話し合いを行う。これを活性化するために、授業内/授業外で、努力・協力すること。
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●授業内容
1回オリエンテーション本授業の目的および科目全体の構造などについて明確に説明する。 2回人材育成の視点からそれらを総合的に把握することができる。 3回近代化と日本の教育制度・教育基本法を論じる。 4回学校教育と地域との関連について考え、自分なりにまとめることができる。 5回家庭教育や学校教育の総合関係について考察する。 6回社会教育・生涯学習・企業教育の必要性と在り方を検討する。 7回教育内容・カリキュラムについて考察し、教科書の役割をもとに検討する。 8回教育方法について考察し、教材の役割をもとに学習指導案の構想と作成方法を習得する。 9回現代社会における学力とは何かを論ずることができる。 10回情報化社会に対する日本の学校教育の挑戦、課題と展望について考察する。 11回世界からみる日本の教育実践の質と教師の資質について検討する。 12回国際比較教育調査の結果をもとに教育の課題と展望を考察する。 13回学校教育改革の取り組み(学び合い・探究学習・問題解決学習など)について学ぶ。 14回学校教育に対教育という文化・学校文化について国際比較授業分析を通して論じる。 15回教育の評価システム、親・社会・メディア・生徒の声について検討する。
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●成績評価の方法
①授業で課すレポート(30%)―習得―、②授業中のペア学習・グループ学習の活動、探究学習報告、発表など(30%)―活用―、③最終レポート(40%)―考察―で評価する。合計100点満点で60点以上を合格とする。
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●教科書
特にありません。毎回の授業でレジュメを配布する。授業中に適時、指示する。
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●参考書
安彦忠彦 他 編著(2012)『よくわかる教育学原論』ミネルヴァ書房。 汐見稔幸 他 編著(2011)『よくわかる教育原理』ミネルヴァ書房。 田嶋 一・中野新之祐・福田須美子(1997)『やさし教育原理』有斐閣アルマ。
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●注意事項
⑴これまで学んできたこと・体験してきたことを基に、教師発達論についての知識を再構築してほしい。 ⑵内容は、講義の進度や受講者の希望・状態によって、予定を変更することがある。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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