●本授業の目的およびねらい
企業の運営を念頭に,組織のまとまりや方向付け,組織と個人の関係について,動態的な観点も交えながら考察します。実例を適宜用いることは言うまでもありませんが,概念や論理のレベルで経営という事象について把握してもらうことに主眼を置いた情報提供を行います。それに基づき,受講生が将来職業人として活動する際のヒントを提供するのみならず,現時点で受講生が関心を持つ事象や現在関わっている事象に対し,自ら深い洞察を行えるようになることを目指します。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
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●授業内容
以下のようなスケジュールで講義を行う予定である。
1. ガイダンス 2. 組織とは何か 3. 組織デザイン 4. 組織らしさ 5. 権力と正当性 6. リーダーシップ 7. 環境と組織の対応関係 8. 組織の戦略における内と外 9. 組織の変化,進化,変革 10. 合理的判断の周辺 11. 組織の中の人間行動 12. 「私らしさ」と組織 13. 国際経営 14. 組織の歴史 15. まとめ
講義の全体像について最初の2回で述べたのち,経営組織についての主要学問である「経営組織論」「経営戦略論」「組織行動論」について,3~12回目で検討する。これらは相互補完的な学問領域であるため,クリアに順々に論じるということはしない。これらの内容を踏まえ,国際的視野と歴史的視野に立った全体の総括を再度行う(13~15回目)。
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●成績評価の方法
中間レポート(50%)期末試験(50%),および講義への貢献度(発言等に応じた加点)。なお,中間レポート未提出者には期末試験の受験資格を与えない。中間レポートが未提出で期末試験を受験しないものは「欠席」とする。
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●教科書
後述する参考書も多いに踏まえた配布資料を中心に講義を進めるため,特に指定しない。
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●参考書
講義内容をより深く理解したい受講生向けに,初学者にも十分理解可能な以下の書籍を参考書として提示する。(1)榊原清則(2013)『経営学入門(第2版。上・下)』日経文庫.(2)沼上幹(2003)『組織戦略の考え方』ちくま新書.(3)稲葉祐之・井上達彦・鈴木竜太・山下勝(2010)『キャリアで語る経営組織』有斐閣アルマ.
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●注意事項
講義資料をウェブサイトにアップする予定であるため,紙ベースでの資料配付は行わない。ウェブサイトについてはガイダンスで詳しく説明する。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
講義で伝える内容は,自分の言葉や文脈に置き換えて理解し,他の人とのコミュニケーションの材料とすることで,初めて役に立ちます。特に,多くの方々が大学卒業後は企業組織に属されるでしょうし,自分の未来を考える一つの材料にして下さい。 また,この講義によって「企業組織に属するのはいやだ」と思うようになる方々もいるかもしれません。しかし,そうした方々にこそ,「企業組織に背を向ける(ことを正当化する)ための武器」として,経営学的な知識がかえって必要になるのかもしれません。
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