2014年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20140032130

●科目区分
文系教養科目

●科目名
芸術と人間
●主担当教員名
茂登山 清文

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
火・1
●対象学部
農学部
情報文化学部(自然)
医学部
理学部



●本授業の目的およびねらい

視覚に関わる科学的知見とデザインについて理解し,ヴィジュアルコミュニケーションの制作をおこなう.また社会的コンテクストとアート作品の解釈について考察する.
1.ヴィジュアルリテラシーとは何か,そこで獲得される力は何に役立つのか
2.デザインはどのように現象や概念をヴィジュアライズし,伝達するのか
3.人間の知覚において,視覚と運動,そのリアリティはどこまで解明されているのか
4.ジェンダーということばは,いつどのような時代的要請のもとに生まれたのか.それは,アートの世界でいかに意識され表現されたのか

●履修条件あるいは関連する科目等

全学教養科目のうち芸術系の講義(現代芸術論,表象芸術論,音楽芸術論,芸術と人間精神)をあわせて履修すると,より複眼的な理解が得られる.

●授業内容

ヴィジュアルリテラシーとは,視覚を通してメッセージを受けとめ,理解し,そしてつくる力のことをいう.この授業では,理系の学生に必要と考えられるヴィジュアルリテラシーを,さまざまな研究分野を背景に5人の教員がそれぞれの視点から,3回ずつ講義する.
[視覚性]ヴィジュアルリテラシーについて(茂登山)
・ヴィジュアルリテラシーの概要と役割,その背景と現状
・名大キャンパス「アートとデザイン」ツアー
・現代アートの写真における多様な視覚性
[デザイン]理解のためのヴィジュアライゼーション(水内)
・ヴィジュアライゼーションとは何か,概要とその意義
・混沌から理解を導くためのヴィジュアライズ手法
・ヴィジュアライゼーションの現在
[ヴィジュアルコミュニケーション]実習課題(水内・茂登山)
・ワークショップ
・グループワークほか
[知覚]知覚的リアリティについて(北崎,集中講義)
・バーチャルリアリティの背景,コンセプトおよび概要
・視覚におけるリアリティの基盤
・自己身体と自己運動の知覚,そしてプレゼンス
[ジェンダー]性解放運動時代の女性アート(越智)
・女性から奪われたセクシュアリティとロゴスを問題にする芸術
・女性というジェンダーイメージの誕生
・ジェンダーイメージの模倣という戦略

●成績評価の方法

レポート(複数回)と実習の提出物および出席点

●教科書

なし
必要に応じて資料などを配布する.

●参考書

『イメージ・リテラシー工場―フランスの新しい美術鑑賞法』フィルムアート社
『情報デザインベイシクス』ユニテ
『知覚心理学 ―心の入り口を科学する―』ミネルヴァ書房
『女性を消去する文化』(鳥影社)

●注意事項

見ることに関心のある人,アートやデザインに興味がある人を歓迎します.レポート提出のために展覧会に行き作品を見ることをもとめます.また実習課題をおこなうので,必ず提出してください.

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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