●本授業の目的およびねらい
大学生活を心身ともに健康に過ごすために必要な基礎的知識と,運動の意義・必要性に関する講義(全クラス共通)をまず行います.内容は,感染症,薬物問題やスポーツ科学の観点から見た運動の必要性についてなどです.その後,運動やトレーニングに対する身体適応を学び,健康,体力の維持増進のための運動への理解を深めることを目的とします.さらに,突然のケガや病気に対する応急手当の中でも,突然の心肺停止状態になった時の心肺蘇生およびAEDを用いた処置は,救命効果を向上させるために非常に重要です.実習を通じて,救急救命に関する知識と技術を習得することも本講義の目的とします.
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●履修条件あるいは関連する科目等
健康・スポーツ科学実習ⅠおよびⅡ期開講の健康・スポーツ科学実習Ⅱとの関連が深い.
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●授業内容
1.イントロダクション,共通授業 感染症,薬物問題,喫煙,アルコール,生活習慣病 運動の意義や必要性について 2.運動に対する身体応答 神経・筋機能 呼吸機能 循環機能 3.トレーニング関連 持久的トレーニング 筋力トレーニング ディトレーニング 4.環境と運動 高温環境 5.不活動 呼吸循環,神経・筋機能 6.授業のまとめ
随時 救急救命法 講義・実習
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●成績評価の方法
期末試験(約70%)および救急救命法実習への参加(約30%)により評価します.
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●教科書
特になし,適宜プリントやスライドを使用します.
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●参考書
必要に応じて授業の中で紹介します.
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●注意事項
授業中の私語や携帯電話の使用等,周囲への迷惑行為については厳しく対処します. 毎回の講義時に小レポートの提出があります.
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
講義および救急救命法実習時の積極的な参加姿勢に期待します.救急救命法の実習を行うため,受講者数を制限することがあります(制限する場合には新入生の受講を優先とします).
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