●本授業の目的およびねらい
ドイツ語を半年以上学んだ受講生を対象にします。1・2年生が、ドイツ語圏についてのコンパクトな知識を無理なく身につけ、ドイツ語圏の文化に関する一定のイメージを得ることを目指します。
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●履修条件あるいは関連する科目等
2020年3月に実施予定のフライブルク大学(ドイツ)における短期海外派遣プログラム(ドイツ語研修)に参加を希望する学生が優先されます。
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●授業内容
授業は言語文化科目ドイツ語担当の教員及び環境学研究科、情報学研究科、人文学研究科の教員によりオムニバス形式で実施されます。主な内容はおおよそ以下のとおりです。
10月8日 ガイダンス・文学(西川智之:人文学研究科) ドイツのメルヘンには、なぜ「森」が頻出するのか。グリム童話からドイツ文学の魅力に迫る。 10月15日 芸術・メディア:(古田香織:人文学研究科) 19世紀末の芸術運動とは、現代との繋がりとは?芸術雑誌を舞台に探究する。 10月29日 音楽:(藤井たぎる:人文学研究科) ドイツ音楽のエッセンスとは何か。数々のドイツ音楽を聴きつつ探る。 11月5日 舞踊:(山口庸子:人文学研究科) ドイツとダンス?意外に見える組み合わせの歴史を、社会状況と関連付けつつひも解く。 11月12日 哲学・思想:(宮原勇:人文学研究科) 近代ドイツ哲学では、美や芸術についてどのように考えられていたのか。「自然の模倣」か「精神による創造」か? 11月19日 歴史:(北村陽子:人文学研究科) 歴史学は記憶するだけの学問ではない。その時代に文字で書き残された「史料」をして、その時代を語らしめる歴史学のありようを示す。 11月26日 環境:(青木聡子:環境学研究科) 人々は、環境問題とどう向き合ったのか。NGO/NPO、市民/住民運動の果たした役割とは。 12月3日 現代美術:(秋庭史典:情報学研究科) 現代美術最大の国際展の一つ「ドクメンタ」を中心にドイツ現代美術の変遷を探る。
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●成績評価の方法
平常点40%、レポート60%。3回以上欠席は「欠席」。レポートは授業から関心あるテーマにつき各自の考えを含め、二千字以上で論ずる。その授業題目と教員名を明記。提出先:教養教育院事務室レポート・ボックス 締切:2019年12月10日火曜16時
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●教科書
必要に応じてプリント等を配布する。
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●参考書
個々の授業のなかで指示することがある。
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●注意事項
この授業で1単位を取得し、短期海外派遣プログラム(ドイツ語研修)を修了した場合、「文化事情(ドイツ)2」としてさらに1単位が認定される。(短期海外派遣プログラムを修了するだけでは「文化事情(ドイツ)2」の単位は認定されない。)
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
特になし
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