2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190032104

●科目区分
言語文化Ⅱ

●科目名
中級スペイン語1
●主担当教員名
志波 彩子

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
火・1
●対象学部
文系



●本授業の目的およびねらい

中級スペイン語1は,これまでに学んだスペイン語の基礎知識をもとに,初級では難しかった「会話」の能力を伸ばすことを目標にします。コミュニケーションにおける4つの技能(読む,書く,聞く,話す)のうち,「話す」ことは相手とのやり取りのなかで瞬時に適切な文を選んでアウトプットする作業で,読んだり書いたりすることとは違う訓練が必要になります。読めば理解できる文でも,聞いて分からないのは,スペイン語の話し方に慣れていないからです。聴解と発話訓練を通してスペイン語の発話に慣れ,簡単な日常のやり取りがスムーズにできるようになることを目指します。

●履修条件あるいは関連する科目等

原則としてスペイン語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの単位を取得していること。

●授業内容

以下を予定していますが,参加者の理解度により,適宜変更の可能性があります。

(1) 自己紹介,自分についてもっと話そう
(2) わたしの家族
(3) 何が好き?何が嫌い?
(4) LAS COMIDAS Y YO(レストランで注文する)
(5) LOS VIAJES Y YO(旅行先を考える)
(6) LAS COMPRAS(買い物をする)
(7) 自由会話作成
(8) 自由会話発表(口頭中間試験)
(9) LOS ESPECTÁCULOS Y YO(友達と娯楽に行く)
(10) COSTUMBRES DIFERENTES(習慣・文化を紹介する)1
(11) COSTUMBRES DIFERENTES(習慣・文化を紹介する)2
(12) 自分の人生を振り返る(点過去)
(13) 自分の人生を振り返る(線過去)
(14) 自由会話作成
(15) 筆記試験と自由会話発表(口頭期末試験)

口頭による動詞の活用練習を十分に行った上で,自分を取り巻く日常的な動作や出来事の作文をし,ペアによる会話練習を中心に話す訓練をします。
授業の後半では,スペインのドラマとして大ヒットし,日本でも放送された『情熱のシーラ(El tiempo entre costuras)』の会話スクリプトを読解し,ドラマでそのシーンを鑑賞します。スクリプトの読解(意味調べ)は,毎回の宿題として課します。
また,毎回,授業の始めに前回授業の復習の小テストを行います。


●成績評価の方法

出席率,授業への参加度,試験などを総合的に判断し評価する。原則として欠席が3回を超えないこと。履修取り下げ制度を採用する。授業開始後20分以降は欠席扱い。

●教科書

特になし。プリントを配布します。

●参考書

西和辞典・和西辞典は毎回持参すること。
『¡Excelente!』(朝日出版社)


●注意事項

授業には必ず予習して臨み,発話のパターン練習では大きな声で口を動かし,積極的に会話練習に参加してください。遅刻・欠席・早退のないよう臨んでください。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

初級の大人数のクラスでは難しかった会話を身に着け,ぜひスペイン語でのコミュニケーションを楽しんでください。会話のやり取りの中で飛び交う表現には特有のものがあり,こうした表現が会話の流れを生き生きとしたのもにします。さまざまな日常会話の表現を覚え,自分の表現として使えるようにがんばりましょう。


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