●本授業の目的およびねらい
言語文化科目「フランス語1,2,3,4」は全体として、読む・書く・聞く・話すという全般的運用能力の養成を目指す。毎週2回の授業のうち、一つは、基礎的文法事項の修得が主たる目標であり、もう一つは、それと連携しつつ、発音・講読・会話・作文などの基礎的能力の養成を目指す。また、フランス語圏の社会・文化についても関心を促し、基礎的な知識を獲得できるようにする。本授業は前者のタイプの授業である。
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●履修条件あるいは関連する科目等
前期の木曜3限の続き。金曜2時間目のボーメールBaumert先生の会話中心授業と対をなす。
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●授業内容
教科書の第8課から第14課までをめどに授業を進める。外国語修得の基礎となる文法事項の修得には、仕組みを理解するという側面と、暗記を必要とする側面があるが、両者を相補的に身につけることが鍵となる。文法の仕組みを理解するには毎回の授業内容を確実に把握することが不可欠であり、授業中および宿題として練習問題をこなすことで理解を定着させる。他方、暗記の部分は授業に出席するだけでは十分ではなく、日々の積み重ねが必要となるため、小テストなどを取り入れて着実に身につけてゆく。
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●成績評価の方法
平常点(小テストなど)と学期末の筆記試験による。なお、試験欠席者は自動的に成績が「欠席」になる。
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●教科書
『フランス文法要説 第3版』、朝日出版社、ISBN:978-4-255-35258-9
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●参考書
授業時間中に適宜指示する。
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
外国語を学ぶとは単に母国語を別様に言いかえる手段を学ぶことだけではありません。それぞれの言語には他の言語には見られない特有の面があり、一見無味乾燥にみえる文法事項にも、はっとするような物の見方が反映されていることに気づくことがあります。フランス語の修得をとおして新たな物の見方、新鮮な言語感覚に触れてもらいたいと思います。 語学を身につけるにはとりわけ日々の積み重ねが大事であり、それがまた一番効果的な道でもあります。毎回の授業にそって少しずつ着実に身につけてゆきましょう。もし不明な点など出てきたら授業中でも授業の後でもよいので、できるだけ早く質問して疑問を解消するようにしてください。
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