●本授業の目的およびねらい
言語文化科目は全体として、読む・書く・聞く・話すという全般的運用能力の養成を目指す。毎週2回の授業のうち、一つは、基礎的文法事項の修得が 主たる目標であり、もう一つは、それと連携しつつ、発音・講読・会話・作文などの基礎的能力の養成を目指す。また、フランス語圏の社会・文化についても関心を促し、基礎的な知識を獲得する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
文法の授業と相互補完の関係にある。
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●授業内容
実際に使えるフランス語を目指して参加者それぞれの聴解力・表現力を高めて行く。使用する教科書「新スピラル」は日常生活の様々な状況における会話を中心に編纂され、有用な現代的表現の学習に役立つものである。知らず知らずのうちにフランスやフランス語圏における文化や日常生活に関する知識も養われるだろう。それぞれの課においてダイアログの練習の後に様々な形での応用練習(聞き取り、役割練習、自由会話、文法確認)を行っていく。ペアでの会話練習を毎回行うため授業への出席・積極的な参加が大変重要になる。学習内容は以下のテーマが中心となる。ただし、参加者の意欲・状況に応じて、適宜追加・変更していく。
1 人物や物の特徴、時間・空間関係、好き嫌いやその理由等について詳しく説明する 2 様々な形式の疑問文を用いつつ、人物や物の特徴、時間・空間関係、好き嫌いやその理由等について詳しく人に尋ねる、答える
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●成績評価の方法
平常点(授業への積極的な参加・小テスト・宿題提出など)30%、定期試験70%。なお、授業を5回以上授業を欠席した場合や定期試験を受験しない場合は「欠席」とする。
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●教科書
『新Spirale (スピラル)』Hachette 出版社 出版社: Hachette FLE(2015) ISBN-10: 2014015813;ISBN-13:978-2014015812
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●参考書
授業中に適宜指示する。
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●注意事項
フランス語の発音に慣れ、明確に表現できるよう積極的な学習姿勢が望まれる。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
定期テストや単位取得のための勉強ではなく、関心のある分野の本やネットの情報を読んだり、留学生と話をしたり旅行先で用いたりするための、「使うための言語」習得を目指します。また、会話を中心として学ぶこの授業では、「声に出して」の練習が大変重要になります。ネットからダウンロードする音源などを活用した積極的な予習・復習をお願いします。
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