●本授業の目的およびねらい
「テーマ:世界の科学の話題に関心を持つ」 多くの複雑な問題を抱える人類社会において、科学への期待は年々高まっている。自然科学を志す者にとって、世界規模で議論されている様々な科学関連の問題に関心を持ち、考え、そして自らの考えを持つことは大切なことである。本セミナーでは、NatureやScienceなどの科学マガジンに掲載されている一般読者向けの英文記事を読み、その内容について調査・発表を行い、現在世界で話題となっている科学関連の問題について討論を行う。 場合によって、何回かの授業は、日本語の科学啓蒙書の輪読を行う場合があります。
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●履修条件あるいは関連する科目等
英文記事を読みこなすため、大学受験レベルの英文読解力は必須である。英語を忘れていると思う学生は復習しておくこと。
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●授業内容
教官がNatureやScienceなどの科学マガジンに掲載されている一般読者向けの英文記事のコピーを配布するので、それを読み、本やインターネットなどを用いて、興味を持った内容についてさらに詳しく調べる。調べた内容を各自が発表し、全員で討論を行う。授業の進行スピードによっては、2~3回の授業にわたって一つのトピックスを扱うこともある。
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●成績評価の方法
発表や討論における積極性(60%)と発表内容(40%)を評価する。 誰かの受け売りではなく、自分のオリジナルな考えを発表した学生は高く評価する。 履修取り下げは認めない。3回以上欠席した場合は「欠席」とする。
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●教科書
特に教科書を指定しないが、英和辞書を持参することを推奨する。
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●参考書
必要があれば随時紹介する。
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●注意事項
本セミナーは鶴舞キャンパスにて開講する。遅刻は厳禁である(欠席扱いとなる)。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
本セミナーの「世界の科学の話題」という題材を通じて、目の前にある問題の本質を見抜き、それに対してどのようなアプローチを行えばよいのかを論理的に考え、筋道立てて他の参加者にわかるように伝える力を養って下さい。これは、社会でどのような分野に進んでも、指導的立場に立つ人材に必ず求められる能力です。 そのためには、積極的に自分の考えを伝える積極性と度胸を養う必要があります。さらに、他人の考え方に耳を傾け、必要であれば取り入れる柔軟性と、正しいと信じることは最後の一人になっても主張し続ける勇気も大切です。
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