●本授業の目的およびねらい
【テーマ:光と物質】私たちの身の周りの物質の多くは、光と強く関係している。例えば、ホタルのように、夜になると発光する生物がいる。また、太陽光を吸収して熱や電気などの私たちの生活に役立つエネルギーに変換する材料がある。スマートフォンなどの表示デバイスは、発光素子によって私たちに情報を伝達している。本セミナーでは、このような「光と物質」の関わりを題材として、その基礎となる科学を学び、私たちの生活への応用について考える。さらに、これらの題材について調査・発表し、それらを議論する手法を身につける。
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●履修条件あるいは関連する科目等
本テーマに関して興味があること。これまでの授業において学習していないことにも積極的に取り組む意欲があること。現在の専門性は問わない。
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●授業内容
光と物質の関わりについて、その基礎となる科学(光の性質、物質による光吸収と発光、光ー電気および光ー化学エネルギー変換)と、その応用分野を学ぶ。さらに本セミナーでは、これらの題材について学生自ら調査・発表し、それらを議論する手法を身につける。
1.光と物質の関わりについて、その基礎となる科学を説明し、具体的なサブテーマを学生自らが考える。 2.サブテーマについて、各学生が基礎的な事項と最先端の文献等を調査する。 3.サブテーマについて、教員やTAと協力して、まとめや報告書作製を行う。 4.サブテーマに関して、発表と討論を行う。 5.討論において新たに生まれた課題などについて、詳細に調査する。 6.「光と物質」の最先端の応用分野と将来性について、全学生が協力してまとめを行う。
「光と物質」の関わる現象と応用分野について、興味と学習意欲をもって自主的に取り組むことが重要である。
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●成績評価の方法
セミナーにおける発表内容、レポート、討論への参加、レポート試験など、総合的な学習状況により判断する。
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●教科書
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●参考書
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●注意事項
授業時間以外にも、文献検索を行う必要がある。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
授業以外での担当教員との連絡は電子メールを用いて行う。 担当教員(鳥本)メールアドレス: torimoto@chembio.nagoya-u.ac.jp
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