●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:遺伝子改変技術を用いた新品種育成技術について考える 現在は農産物育種の大きな過渡期であり、遺伝子改変技術が積極的に利用されようとしています。本セミナーでは、遺伝子改変技術の科学的背景について理解を深めるとともに、今後の農産物生産の在り方について議論を行います。本セミナーを通じて、「情報収集力」、「情報整理能力」、および「プレゼンテーション能力」の強化を目指します。また、お互いの長所を生かす術や積極的に自分の意見を発信する姿勢などを身につけるため、グループワークを積極的に取り入れます。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特にありません。なお、講義内容は高校時代に生物を選択していなかった学生でも理解できるように配慮します。
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●授業内容
1. 本セミナーの概要の説明、自己紹介 2. 遺伝子組換え技術およびゲノム編集技術に関する講義 3. 課題の選定と調査・発表 教員が提示する課題(遺伝子組換え作物に関する規制や遺伝子改変技術を適用した作物の判別手法など)について、グループ毎に調査・発表を行ってもらいます。なお、情報収集や発表資料の作成方法、プレゼンテーション方法については講義の中で適宜指導します。 4. 遺伝子組換え植物の判定実験 5. 講義全体の内容を踏まえ、各自の考えをまとめたレポ−トの作成
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●成績評価の方法
出席率、グループワークへの参加態度、発表と質疑応答の内容、レポート内容から総合的に評価を行います。なお、学期途中で履修の意思がなくなったなくなった場合、履修取り下げ届を提出する必要があります。
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●教科書
使用しません。
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●参考書
・大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学 D・サダヴァ他著 講談社 ・ゲノム編集を問う 作物からヒトまで 石井哲也 岩波新書
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●注意事項
欠席時には必ず教員に連絡するようにして下さい。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
セミナーのテーマに興味のある学生の受講はもちろんですが、プレゼンテーション能力を向上させたい学生やグループワークを通して他学部の学生と積極的に交流したい学生の受講も歓迎します。
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